Takashi SAKADA

山あいの町でかかりつけ医をしています。0歳からover100歳まで、揺かごから看取りま…

Takashi SAKADA

山あいの町でかかりつけ医をしています。0歳からover100歳まで、揺かごから看取りまで。バイク/フルマラソン/文庫本/が好きです。

最近の記事

医師という仕事・その2

私が医師免許を取得した1991年当時、医師国家試験は4月第1土日の2日間で行われ、その約1ヶ月後、5月の中旬に合格発表というスケジュールでした。 受験が終わると、大学は卒業したものの医師免許はまだ交付されていないという中途半端な状態でしたが、早速大学病院の外科病棟での研修が開始されました。一緒に研修を始めた同僚の中には残念ながら不合格となった者もいてひっそりと姿を消すのですが、患者さんからは「あれ?あの先生最近姿を見ないね?」って言われたりしてました。 そんなこんなで何と

    • 医師という仕事・その1

      現在58歳の私の職業は『医師』です。医学部医学科を卒業し、医師国家試験に合格し、1991年5月に医師免許を取得しました。 その当時は、卒業と同時に大学医局に入局する流れが一般的で、私も卒業大学の外科医局に入り外科医の道を歩み始めました。 その後約20年間は外科医として地域の中核病院に勤務しました。 5年目からは呼吸器外科を専門とし、8年目からは乳腺外科も担当しました。 勤務した施設は全部で8カ所で、4回の引越しも必要でした。 その後は大学医局を退局し、親戚筋の診療所で仕事を

      • 自己紹介

        私は山あいの町でかかりつけ医をしている還暦間近の医師です。 町の中でただ一人の医師として診療はもとより雑多な業務に追われる毎日ですが、子供達も社会人となり気持ちにゆとりが出来たことも手伝って、思った事考えた事を文字に残したいと思いました。 書き残したいと思う事を箇条書きにしてみました。 1.医師という仕事について 2.高齢者の医療について 3.遺書について 今後、この3つのテーマについて書き記していきたいと思います。 231205

      医師という仕事・その2