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ミッションコンプリート

今日の夕方、友人と作ったおせち料理が完成し、友人は実家に向かう準備で家路についた。
完成した。なんだかんだとこの2日間作りに作った。無理ゲーだと思ってたけどなんとかできた。大掃除もしたし、年賀状も期日内に投函した。これは夢か?それとも幻か?
いまでもやりきった感と嘘だろ?な気持ちが鬩ぎ合ってるけど、現実だから驚きだ。
とにかく、私はミッションをコンプリートしたのだ。

今年の初め、長年の友人が提案してきた。
「ねぇ、おせち料理一緒に作らない?」って。

…最初はね、断ったんだ。荷が重い。そう思ったからってのもあったし、彼女のお宅は家族仲良くて旦那さんの実家は毎年たくさんのおせち料理を作る。彼女の実家も聞くと映画の「サマーウォーズ」のような様相で、賑やかなんだと。

そんな料理好きの大家族のお付き合いがある人というのは、総じて舌の肥えた人が多い。

すぐに返事を返さなかったので、なんで?って言われてさ。理由は単純なんだけど、やっぱり人に出すもの作るからには最新の注意やお金のことで揉めることがないようにしないといけないから。

そう言ってたんだけど、彼女の大好きなおばあさんが叉焼をお正月に作ってくれてて、それはそれは美味しかったんだと。おばあさんが亡くなり、結婚して子供を育てて、実家のお母様もご病気でおせちを作るのもしんどい、って。そういえば、おせち料理作ったことないってなって、当時病気の予後だったお母様に習うのもなんだか気がひけるし…と私に白羽の矢が当たった。

確かに、毎年一部は市販のおせち料理使って一部は作っていたけど、全部は私も作ったことない。

「いやいや、おせち料理って即家庭の味が反映されるじゃない?私のタララーンと暢気に作ったおせちはどうかと思う(困惑)」

それでもいい。

そう友人は言いまして。
それも、今年の年末、友人の子供達は受験生がおり、義実家、遠方なので帰省も今年は迷いがあった、って。
そう言われちゃ女が廃る。ここは一丁腹括りましょってなぜか進んじゃって。

毎年我が家年末年始は誰かしら救急で病院で寝込んでって感じだったのよ。
やるって決めたから寝込むわけにはいかないし、何度か打ち合わせもしたし、年末に向けてコンディションも万全、好き嫌いなど考慮して食材余らせちゃいかん、なんてあとは明朗会計、段取り大事。

元々料理好きでセンスも頭もいい友人なので、私がこう動くなら友人は違うことを…ってサクサク進んでできました。

全部で20品。
頑張った。
お互いを褒めたい。

そして大晦日にも関わらずのんびりしてる。

年越し蕎麦まで余裕ぶっこいて飾り切りしちゃったりなんかしたりして。

そんなこんなでミッションはコンプリート。
あと友人に送ったおせちの謂れ。

誤字や字の癖字は突っ込まれたらアワアワしてしまう。そこは目を瞑ってくれるとありがたい。

言われを書いていて思ったのは、昔からおせちを作る家族が食べてくれる家族の幸せを希う形なんだなと感じました。

もう間も無く2019年も終わりですが皆様はどんな年でしたか?
2020年が皆様にとって幸せで充実した年でありますように。

皆さま、良いお年を。

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