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家族という呪い・終

一連の私主体のテキストをこのノートで一旦終了する。

また続きがあれば書こうとは思うが、今日ここに書いている12月半ばで母と姉からの連絡はなく、今は姉が姉自身の部屋や家の片付けを始めていようがどうでもいいし、母が私に頼んできていたことは母自身ができることだし、何なら姉や行政のサービスを使えばどうってことない。

全体公開しているので、母と姉がこの一連のテキストを読んでいる可能性があることも念頭に置いてテキストを書いた。書いていかないと私の気持ちの整理がつかなかったから。

私は姉に対して姉が嫌がる言葉を発したのは後にも先にも「どん底に堕ちろ」と言われて「経験者の言葉は深いね」と返したあの一度だ。

母に関しては、母は父と結婚前から苦労人な人で、そんな母をずっと見ていたし、母には親としての情もある。私が結婚してから何度か兄弟みんなに何年かに一度まとまった援助があった。

食事に行った時も食事代を私たちが払うと言っても無理やりお金を渡してくれるなど、何というか、母なりのプライドみたいなものもあったのだと思う。

母はことあるごとに私を「苦労させた」というけれど、しんどかったことはあったけれど、苦労した感覚はない。それどころか、何か悲しいことがあると察してきて、当時は経済的なDVのようなものもあっただろう母がヘソクリでショッピングセンターの2階にある喫茶店に連れて行ってくれたことが何度もあった。あの時間は私にとってとても大切な宝物のような時間で、あの時間だけは母を独占できた。

ただひとつ、これだけは寂しいと感じるのは、母は兄弟全員に愛情を注いでいただろうが、私からすると、約束を反故にされることが多かった。それでもいいと思っていた。兄弟が多いからそんなものだと思っていた。そんな家族だったと。
それは私の心の中で「臭いもの」として蓋をしていただけだった。

それは大人になってからはある程度「仕方ない」で済まされるんだけど、ずっと姉の不機嫌に振り回されてるんだよなぁって考えると、もうこれ母が亡くなったら姉とは絶縁でもいいのでは?と思ってしまう。

姉の方は絶縁といいながら数年したら何事もなかったように連絡してくると予想する。これまでも同じことを繰り返していたから。

こんな時、夫や娘と話をするより、同じような雑な親兄弟に苦労してる人の話を聞いてみたいと思う。
他の人はどんな対応したのだろう?
どんな距離の取り方をしたのだろう?
考えや質問が尽きない。

私が今の私でいられるのは、家族や周りの環境が影響してるのは確かなんだが、落ち着く前は、意地悪や馬鹿にしたり貶したりする人から人間性を否定されることも多かった。

夫は最初兄の友人で同居人だった。
兄は家にいた時よりも性格が穏やかになっていた。
兄の紹介で夫と付き合いだして結婚してからも、夫の態度や性格が受け入れられなかった。
素直だし毅然としているのだ。
夫婦ってこんな感じでいいの?

夫はご飯を作ると喜んでくれる。

父は母に嫌味を言ったり作り直させたりしてた。
それこそ昭和のちゃぶ台返しは当たり前だった。

体がしんどくて家事ができなくても文句も嫌味も言われない。

父や父方の祖母は母に体が壊れるまで家事と4人の育児をさせて、母はプラス働いていた。

酒を飲んで暴れないし、娘とよく遊んでくれる。
家事も買い物などもしてくれる。文句もない。

母は父と祖母から意地悪されたり、機嫌が悪いと家族全員で機嫌を直そうと必死だった。
父は仕事の忙しさもあったが、基本子供に無関心でうるさく邪魔で父自身の気持ちを察しない子供が嫌いだった(晩年、父本人が言っていた)が、子供たちが親離れしてからしつこく関わりを持とうと斜め上からのアピールなど、そこでも機嫌が悪くなると暴れたり不機嫌を撒き散らして大変だった。

どんだけの家で生活してたんだ?と突っ込みたくなるが、私が子供の頃は周りのご家庭もそこそこな亭主関白で、手が出るし家も荒れるしなハードというかバイオレンスな生い立ちの人も多いから、自分だけじゃない、みんな経験している世界だと思っていた。

実は夫も義父から暴力や経済DVがあり、早々に家を出てバイトをしていた時に兄と意気投合した経緯がある。
夫と自身、なんというか、そんなダークな経験を全くと言っていいほど出さない。とても恵まれた環境で育った人にしか見えなかった。私の友人の一部は夫の家庭環境が恵まれていると思う人も多い。

夫のその苦労は私が付き合いをしていた頃からポロポロと出てきていた。とてもじゃないが私の比にならないほど苦労してる人で、それなのに、とても愛情深くて『ああ、こんな人一生に出会えるかどうかわからん確率なんだ。大切にしないとなぁ』と今に至る。

話を母と姉に戻すが、母と姉、それまでにも夫に甘えることが多かったように思う。
それが、娘との件で一気に夫までdisるようになった。「こんな素敵な人はいない」と豪語していた姉が「あの人は信用ならないから今のうちに金を貯めて別れる算段をつけろ」と私が別れる気もないのに言ってくるのだ。
目の前の姉が宇宙人に見えた。いや、宇宙人に失礼か。

そんなこんなで、年末である。
厄落としというか、ここにきて自分の家族を精算していくかもしれない状況に到達するとは思わなかった。いやー、びっくりびっくり。
人生の後半に差し掛かり、人との別れが出会いよりも多い近頃である。
普段の親子や兄弟の喧嘩とは思えない別れを昨年末誰が想像しただろうか。
ほんと、人生何が起こるかわからない。


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