母校での講演会

今日は私の母校である、兵庫県立北摂三田高校で講演会をさせていただきました。

NGOで活躍しているノブ、Makuakeのキクチの3人で

「その人生 誰のものですか?〜こんな先輩もおるんやで〜」

というタイトルで、高校入学から現在に至るまでの、生い立ちやその時々の目標設定、困難をどのように乗り越えたかを話させていただきました。

対象は入学したばかりの1年生ということで、実に9歳下の学生達は若さに満ち溢れていました。

自分たちが1年生の時にどのような話を聞いたら刺激的だったか、という視点で講演の内容を練ってきました。

65分という限られた時間で何かを得てもらうために準備をしてきたつもりでしたが、歯痒さの残る内容になってしまったのではと感じています。

講演を経て色々と反省すべき点が見つかったので、次回の講演をより良いものにするためにこの場で振り返りたいと思います。


1、時間設計

65分という限られた時間の中で「何が伝えられるか」という視点が少し足りていなかったと思う。「何を伝えたいか」という気持ちが先走ってしまい、聞き手の立場になって構成を考えきれていなかったと痛感しました。


2、情報量

3人がそれぞれの9年間をパラレルに話す形式をとっていたため、入り口と出口がそれぞれ3つずつある講演になってしまっていた。そのため3人のいろんな情報が錯綜してしまい、話の整理が追いつかなかったのではと思う。


3、共通言語

高校生からすると聞き慣れない言葉を多く使ってしまっていた。これに関しては準備段階から一つ一つの言葉を吟味する必要があったし、現場で聞き手の理解度を把握しながら進めていく必要があった。


4、具体的なイメージ

話す場所、話す時間、聞き手の人数、さらにはどのような姿勢で講演を聞きに来ているかを具体的にイメージできていなかった。



以上の4つは仕事をするうえでも常に意識することが大事だと改めて感じています。他にもたくさん反省点があるのでそれらをしっかりと改善できるように、意識しながら仕事にも取り掛かります。



改めて、母校の後輩達に向けて講演をさせていただくという貴重な機会を設けていただき、本当にありがとうございました。

話している時に、ふと、当時の自分が学生の中に混じっているような気がしました。

当時の自分が今の自分を見てどのように感じるのか。

そんな新たな視点にも気づかせられた講演となりました。


昨日よりも今日。今日よりも明日。

毎日しっかりと成長していこうと、褌を締め直すいい機会となりました。

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