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22日(木)、ふじみ野市議会の第三回定例会(9月議会)が閉会しました。議会は、8月19日(金)に告示、29日(月)に開会しました。
ここで、約5週間の議会の動きをわかりやすく整理しましょう。

①まず、告示日には、市役所のほうから、議会に提出する議案が公表され、資料が配布されます。9月議会では、前年度の決算が審査されます。また、補正予算なども議案として提出されました。また、議案に対する総括質疑の質問(委員会ではなく、本会議場で行う会派ごとの全体的な質問)、市政に対する一般質問の内容の受付が始まります。市役所に対して、会派ごとに資料の要求を行います。
②23日火曜日には、議会運営委員会が開かれ、9月議会での審査の進め方などについて取り決めます。
③24日水曜日には、一般質問のヒアリングがあり、議員が市役所の方に質問の要旨を説明します(25日に行う議員も)。
④29日月曜日は開会日です。市役所から議案の説明があります。
⑤9月1日木曜日は、総括質疑です。
⑥2日金曜日から9日金曜日まで、三つの委員会で議案の審査がそれぞれ二日間ごと行われます。私は総務・教育委員会ですので、2日と5日月曜日でした。予算や決算は、予算・決算委員会の分科会で審査します。私は総務・教育分科会で期日は2月と5日です。他の自治体では、特別に決算委員会を設けるところもあります。
⑦13日火曜日から15日木曜日まで、本会議で市政に対する一般質問です。三日間で16人の議員が質問します。私は13日の二番目、質問の内容は、①高齢者の孤独対策、②ひきこもり対策、③不登校の子どもへの対策、④創業支援、⑤企業の付加価値(利益)の向上、でした。傍聴にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
⑧16日金曜日は、予算・決算委員会で、補正予算、決算などの採決をしました。
⑨22日木曜日は、本会議で、補正予算、決算などの採決をしました。私は、国民健康保険会計の決算の賛成討論をしました。

国保は、県による市町村統一化の過渡期にあります。これは、保険料を最終的には県内自治体で統一するものです。国保会計には、一般会計から繰り入れが行われています。一般会計には、社会保険、共済など国保以外の保険者の税金が入っており、数年後には、一般会計と国保会計を遮断される見通しです。現行の国保保険料は、県の標準料より、かなり低く抑えられており、将来の引き上げも予想されます。国保加入者は自営業者や定年退職者で、収入は高くなく、これは大きな負担になります。
全国知事会は国が基金を積み増しし、財政基盤を強化するよう提言しています。

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