SEEDER 吉冨 剛典

SEEDER株式会社でマーケティングを担当しております。 新規事業や新商品/新サービス…

SEEDER 吉冨 剛典

SEEDER株式会社でマーケティングを担当しております。 新規事業や新商品/新サービス開発担当の方向けに3~5年度の顧客のニーズを掴む「未来洞察」ができるデータベースを活用した各種サービスの提供をしております。

最近の記事

新規事業テーマの発想方法

こんなお悩みはありませんか?いつも同じメンバーだと既視感のある似通ったアイデアしか出てこない 突飛なアイデアが出ても実現性に乏しそうなものばかりで進められない 当然のお悩みかと思います。いつも同じメンバーでアイデア出しをしても 自社で過去に取り組んだか、他で既にやっていそうな現状の顧客の課題に対する規模の小さい案しか出ず、すぐに開発アイデアが尽きてしまう。 たまに新規性がありそうなアイデアが出ても非現実的で商品アイデアとしてもマーケティング訴求しても実現できなさそうな

    • 社外人材を活用したチームアップで成果を出すための3つのポイント

      近年、専門性の高い人材や業界のプロフェッショナルを効率的に活用するために、正社員だけではない業務委託契約などの社外人材を活用したプロジェクトチームの組成が注目されています。しかし、ただなんとなく優秀な人材をチームに入れるだけでは、期待通りの成果が出ないケースも少なくありません。 そこで今回は、社外人材を活用したチームアップで成果を出すために重要な3つのポイントをご紹介します。 信じられるのはアウトプットだけまず最初に結論を申し上げますと、いくら優れた経歴やポートフォリオを持

      • マッチングビジネスの介在価値とは

        私はリクルート関連会社での事業企画・経営企画の経験および大手企業での新規事業としてのマッチングプラットフォームの運営の経験があります。苦い経験、大変な経験の方が多かったと振り返って思いますが、マッチング仲介者の介在価値について、重要なポイントを記しておこうと思います。 リクルートはご存知の通り人材斡旋による求職者と求人企業とのマッチング、また大手企業でのマッチングプラットフォームでは製造工場とものづくりをしたい人 / 会社とのマッチングでした。人が介在していてはプラットフォ

        • 車輪の再発明はやめましょう

          結論プロダクト開発をやる際、自社にとっての未知の領域についてはその道のプロの手を借りた方が早いです、という記事です。 新規プロダクト創出の機運企業にとってパンデミックの対応がひと段落して、外的不確定要素が少なくなってきましたね。 大手クライアントさんとの商談の中で、元々オフィスワークしていた企業が出社中心に再シフトしたり、本腰を入れて未来に向けた事業開発をするようになってきたと感じます。 その中でコロナ渦直後と同じくらい、新規事業のニーズも高まっています。パンデミック直

        新規事業テーマの発想方法

          2024年度 新体制のお知らせ

          SEEDERは2024年4月1日より、以下の体制に変更します。 取締役の林直也は取締役を退任し、中国から主に現地の先進的な生活者の定性情報の獲得拡大に尽力します。 新たに、これまで大手商社・大手旅行会社の関連会社ででブランディング・インサイト開発業務に携わってきた小林脩人が参画します。これまでのブランディングやコミュニケーションに関する知識経験を活かし商品・サービス・事業開発のプロジェクトにアナリストとして関わってまいります。 またSEEDERで4年ものインターン経験を経

          2024年度 新体制のお知らせ

          "義憤発想"でプロダクト開発ができる

          義憤とは義憤とは、布令必用新撰字引(1869)では以下のように記されています。 SEEDERでは、既存の商品・プロダクトに対して 「なぜ〇〇ではないのか」 「〇〇したくないのに」 「もっと〇〇であるべきでは」 といった、隠れた前提に対する憤りであると考えています。 私は「怒り」「悲しみ」でないところもポイントであると思っていて、 義憤とは、「どうしようもない怒りや悲しみを抱えている状態」です。 SEEDERは消費者のこの”義憤”を新商品 / プロダクト開発に活

          "義憤発想"でプロダクト開発ができる

          新商品 / 新規事業開発に活用できるデータとは?- N1マーケティングによる定性データの分析 -

          データ、というと商品の市場占有率や売上高など数値として把握できる定量データのことをイメージする人が多いのではないかと思います。 かつてBtoBのメーカーで商品開発をしていた時も、私は自社内にある定量データから根拠を作って商品開発をしていました。 では、全く新しいコンセプトの新商品や、市場を創りにいく新規事業の開発に活用できるデータとはどういうデータなのでしょうか。 定性データを活用するSEEDERでは、新商品 / 新規事業開発のアイデアソースとしてN数の少ない定性データ

          新商品 / 新規事業開発に活用できるデータとは?- N1マーケティングによる定性データの分析 -

          "トライブ"とは?

          SEEDERでは、今後増えていくであろう考え方や行動を先取りしている先進的消費者のグループ=「トライブ(TRIBE)」を独自のアプローチで発見・定義し、未来洞察を行っています。定性的なアプローチでリサーチを実施・分析し、近未来の生活者動向としてデータベース化しています。このデータベースを用いたイノベーション支援が当社の強みです。 トライブデータはSEEDER独自の先進的な生活者の定性データです。他社では”特定の共通の趣味・好きなものをもつ集団”と定義しているところもあります

          "トライブ"とは?

          新規事業開発におけるPoCの重要性

          PoCとはPoCは Proof of conceptの略で、直訳すると概念実証という意味になります。事業開発、特に新規事業開発の領域では実証実験と訳されることも多く、弊社もその意味合いで事業開発をできるだけ費用をかけずに素早く回していくために活用しています。PoCでは、サービスや製品に用いられるアイデアや技術が実現可能かを確認することになります。 事業開発における実証実験とは事業開発における実証実験とは、事業者サイドで仮説として立てた顧客ペルソナに具体性があるか・プロダクト

          新規事業開発におけるPoCの重要性

          新規事業開発におけるMVPの重要性

          私もこの会社に入ってきた時は、MVPと聞いて野球とかのMost valuable playerをイメージしていましたがもちろんそうではありません。事業開発におけるMVPはとても大事な考え方です。この記事ではMVPとは何か、その必要性について説明していきます。 MVPとは MVPとは、Minimun viable productの訳で、直訳すると「最小限の実用的な製品」という意味です。我々はこれを「MVPを顧客からの共感を呼び、顧客の行動を促すことができる最も実用的な単機能

          新規事業開発におけるMVPの重要性

          未来洞察のウェビナーを実施します!2/26(月)16-17:30@オンライン

          ▼本セミナーでの学び・3-5年の顧客ニーズを知る方法がわかる ・定性データの活用方法がわかる ・"トライブ"の利点・活用方法がわかる ▼本セミナーの対象者以下の状況でお悩みの新商品開発 / 新規事業のご担当の方 新商品開発 / 新規事業のアイデアが既に市場にあるありふれたものしか出せない 奇抜だが市場に根拠がないものしか出せない SEEDER独自の先進的な生活者”トライブ”について知りたい ご参加をお待ちしています! ▼セミナーに参加申し込みはこちらhttps:/

          未来洞察のウェビナーを実施します!2/26(月)16-17:30@オンライン

          「トライブ」とは何か?

          SEEDER独自の先進的な生活者「トライブ」についての記事を書きました。 https://jinchi.seedata.jp/new-business/1675/ こんな人に読んでいただけるとためになります。 ソーシャルインパクトのある新商品開発がしたい人 新市場をつくる新規事業をしたい人 生活者のインサイトを洞察したいリサーチャー ぜひご覧になってみてください。

          「トライブ」とは何か?

          プランニング・ディレクターを募集いたします

          ◆SEEDERではプランニング・ディレクターを新たに募集しております◆SEEDERは2023年9月をもって4期目を迎えます。これもひとえに関係者各位のご支援との賜物でございます。 目下、急成長中のSEEDERではございますが、ご相談の増加とともにご依頼をお断りすることも増えております。 特にコア業務を推進するプランニング・ディレクターが不足しており、正社員採用の募集をスタートいたしました。 SEEDERでは、日本を代表する大手企業の新商品コンセプト開発、新規事業開発、新

          プランニング・ディレクターを募集いたします

          財務計画を可視化してるうちに、逆に経営に提案したい方向性が見えてきた。

          SEEDERがエキスパート人材マッチング"JINCHI"を通じて企業を支援した事例をご紹介します。 今回は表参道にオフィスを構える、ジュエリーの企画販売を行っている有限会社 ソラ (SORA)さんのFAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)をさせていただきました。 弊社代表であり4M株式会社の 村田 寛治 に伴走支援させていただき、経営資源循環部の 涌波 大志 さまにお話を伺いました。 御社の会社概要について教えてください。涌波さま(以下敬称略): SORA

          財務計画を可視化してるうちに、逆に経営に提案したい方向性が見えてきた。

          フリーコンサル専門プラットフォーム「CONSULFREE(コンサルフリー)」のsowlab社と業務提携いたしました!

          SEEDER株式会社は株式会社SowLab(本社:東京都中央区、代表取締役 :相馬秀幸、以下「SowLab」)は両社のプロ人材を活用した事業開発コンサルティングおよびプロ人材シェアサービスにて業務提携を開始いたしました! SEEDERとSowLabの業務提携により、経営戦略・事業開発・マーケティングを強みとする高度な専門性を持つエキスパート人材ネットワークがより強くなります。 SEEDERがもつ独自の未来動向データベースの活用に長けたイノベーション支援人材のマッチングサー

          フリーコンサル専門プラットフォーム「CONSULFREE(コンサルフリー)」のsowlab社と業務提携いたしました!

          新規事業と新商品開発に役立つ、マーケティングの基礎知識

          新規事業と新商品開発に必要なマーケティングの基礎知識についてまとめたホワイトペーパーを作成いたしました! このホワイトペーパーでは、新規事業/新商品開発のプロセスについての基礎知識を網羅し、経営層/企画担当者/マーケターの方にご利用いただけます。新規事業/新商品開発を検討している方は必見です! ぜひ以下のリンクからダウンロードしてご覧ください。ご意見やご感想など、お気軽にお寄せください。 このホワイトペーパーでわかること 新規事業 / 新商品開発に必要なプロセス こ

          新規事業と新商品開発に役立つ、マーケティングの基礎知識