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えんとつ町のプペルを観ました。

今日、えんとつ町のプペルを観てきました。

僕個人は、カジサックとキングコングのファンなので、結構前から楽しみにして、公開から2日経ってようやく鑑賞し、これは感想まとめたいなーと思って、衝動的に書きます。

感想としては、

とても良かった。何故西野亮廣という人は、監督ではなく監督総指揮を選び、ウォルトディズニーを超える!という立ち位置を公言したのか、すごく納得した。

各アニメーションの出来、キャラクターの配役、そのどれもが、まさに適材適所であり、良いものでした

寧ろアニメーションに関しては、西野さんがインタビューとかで言ってる「100万人集めるだけでは、まだ失敗。」って言ってたことを考えると、

「それくらいの資金を集められる仕組み作りがないと、ここまでのアニメーションを作れないのか。」

と思える程の、アニメーション、モーションキャプチャー、CG等、素人目ではありますが、それぞれに抜け目がない程のクオリティを感じました。

また、ストーリーに関しても、あまり細かな説明がない前半の違和感を、少しずつ解きほぐされて、かつ「エンディングに近付く空気」が、絶妙にふわっとしているところから、「映画のストーリーはここまで。」と感じられる作りで、謎らしい謎は、きちんと解消させてとても消化の良いものになって、吸収した体内に余韻を残させているように思います。

配役も、予告に声が出ている主演2人はもちろんのこと、そのそれぞれにその配役である理由がありました。

ネタバレになるので理由は割愛しますが、特に立川志の輔さん、オリエンタルラジオ藤森さん、伊藤沙莉さんのキャスティングはとても秀逸でした。

「あ、この人にはこの役割があるから、この配役なのか。」という部分には、所謂プロモーションの為の芸能人起用ではなく、声を当てるというのは、場面やキャラクターの役割によっては声優さんだけのフィールドではないのだな、と自分が持ってる漠然とした固定概念に気付かされました。

その他、ネタバレありならもっと言いたい事はあるし、多分「西野亮廣の宗教映画」とかそういう既にフラットな気持ちでは見れない人からしたら、ツッコもうと思ったら、中盤の演出等いくらでもそんな部分はあると思います。

僕自身も、楽しみ過ぎてカジサックチャンネル、毎週キングコング、Win-Win-Wiiiin等プロモーションを追い過ぎたなと思うくらい、もっと何も知らずフラットな気持ちで観たかったなって思ったのは正直なところです。

期待値を上げ過ぎたけど、そのハードルは十分超えてきたものの、各アニメーションのクオリティが高水準であるが故の違和感も正直ありました。

でも、そのそれぞれを取っても、「語る事は野暮、言わずにただ傍観する。」ってスタンスを、崩したくなった映画だった。

それが伝わればなと、書きました。

これを観た上で、西野さんに届いたら聞きたいですね。こんな映像作品を作ったって事は、これで終わりじゃないですよね?これを続けていくって事ですよね?

信者と言われるならそれも一興。もう一回観に行こうと思います。







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