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全個体電池について調べてみた

EV自動車やスマホで使用される電池はリチウム電池で液体電解質を使用している。
この液体部分を固体にしたものが全個体電池である。

陽極にはリチウムや酸化物で構成され電気を供給する役割があり、陰極はリチウムや炭素で構成され電気を受け取る役割を担う。
電極間の隔壁に個体電解質を使用することで耐久性と安全性が向上するようだ。

量産化技術はまだ確立されていないが2028年には全個体電池を搭載したEV車を日産が発売する予定だ。
予定通り発売されれば、充電速度が今の3倍になるらしい。130kwから400kwという充電速度になる。
さらに温度による影響を受けず安定的に行えるのが特徴だ。
コストも当然重要なのでコストダウンにも力を入れている。
世界的に開発が加速すると想定されるので、
間違いなくEV車は普及していきそうだ。
日本ではまだまだガソリン車が走っていそうだが、スタンドの数と充電場所の数を見ていると、日本でもEVが進みそうな雰囲気はある。
1994年に6万か所のガソリンスタンドがあったが2020年には3万か所と半減している。
反面充電ステーションは今や2万カ所もあるのだ。
ただ、ここ数年で充電ステーションは増えておらず、むしろ減っている。
これはEV車が全体の1%程度しか普及していないことに原因があるようだ。EV車が少ないので、ステーションの老朽化で更新しようとした時、利用者が少ないと廃止した方がいいと考えるためだ。

特に地方では充電ステーションが少ないこともあり、2028年も日本ではまだまだガソリン車が走っていそうだ。



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