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仕事、あるいは働き方とうのはいろいろとあるのだろうけれど、これからの自分が目指す働き方としてあるのが「いいことを仕事にして楽しく暮らす」という働き方、あるいは生き方である。

昔はというと「仕事＝お金を得るために仕方なくやること」という、なんとも楽しくないような感じで実際に楽しくないと思っていたわけだったけれど、今は仕事をする、働くことが楽しい。

まあ僕の場合、仕事とは言っても、いわゆるお金をいただいて何かをするというよりは、家族あるいは友だちのお手伝いという感じではあるけれど、今の自分にとってはお金をもらうとか、もらわないとか関係なく誰かの笑顔が見えること、誰かが喜ぶことは仕事なんじゃないかと思っている。

最近でいうと、家に家族が使っている、小さな畑があるのだけれど、畑の土が流れてしまうのでどうしたものかと家族が言っていたので、余っていた板を使って、なんとなくのものではあるけれど土が流れないようにしてみた。

まあ素人の仕事ではあるし、ちゃんと土が流れださないようになるのかは、様子を見てみないとわからないけれど、家族も喜んでくれたし、僕もそういう作業は好きなので楽しかったし、嬉しかった。

あとは、友だちの家の庭の整理を手伝っているのだけれど、草を刈ったり、落ち葉を集めたり、だいぶ伸びた枝を切ってみたりといろいろやっていて、僕としてはただただ庭仕事が楽しくてやらせていただいている感じである。

木の枝だって、僕は庭師ではないし、剪定の知識もないから、とりあえず伸びすぎた枝を切るということくらいしかできないのだけれど、それでも友だちは喜んでくれて、ありがとうと言ってくれた。

そうやって誰かに喜んでもらえた時とかありがとうと言ってもらえた時に、「仕事とか働くって対価としてお金をもらうとかじゃなくて、こういうことでいいんじゃないか」と強く感じた。

もちろん現実的ではないのかもしれないし、生きていく、生活していくためにはたくさんではないにせよ、お金はある程度は必要なのだと思う。

けれど、これまでお金のためだけに仕事をして働いて、誰かの笑顔が見られるわけでもなく、どちらかというと心がすり減るような時間をたくさん過ごしてきたわけだけれど、今になってようやく仕事をする、働くということを楽しいことだと思えるようになってきたし「仕事、働くこと」に対しての考え方が変わってきた。

これからは自分の時間はそうやって、とても身近なことでいいから、いいことをして誰かに喜んでもらえるようなことに使っていきたいし、それを仕事にして働いていきたい。

だから何か手に職をつけて、何か専門的にひとつの仕事をするというよりは、自分のこれまでの知識とか経験が使えるようなことをあれこれやる方がなんだか楽しそうだなと思うし、そういう働き方ができるのならやってみたい。

これといってはっきりとしたイメージはまだないけれど、なんとなくこうやって自分が楽しくあれこれお手伝いしているうちに、気づいたらそれが仕事になっている、そしてそれは相手も僕も嬉しくなるようなそんな働き方になっているんじゃないかと思っている。