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ひとりじゃないことについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


ちょっと前に、ネットショップをつくったけれど、まだ売るものを全く何にも決めていないということを書いた。

ラジオでも同じことを話したのだけれど、そうしたらコメントで「木彫りのスプーンなどのカトラリーや、ポストカードなどあったら嬉しい」という、とてもとても嬉しいお言葉をいただいた。

そういえば、僕は木のスプーンとか、カトラリーをつくることには興味を持っていたし、自分が描いているイラストを、何か形にしてみたいなあとも思っていたけれど、それをネットショップで販売してみるということまでは思いつかなかった。

なので今は、まだ1回もつくったことのない(おいおい)木のカトラリーと、僕が描いたイラストのポストカードの販売に向けて、あーだこーだとやってみようと動いている。

とはいえ僕の歩みは、カメよりちょっと速いかどうかという感じだから、時間はかかるかもしれない(きっとかかると思います)。

けれど、自分のお店を持って、そこに自分の作品というのか商品を並べるというのは、それだけでなんだか楽しそうだし、やっぱり人生は一度きりなのだから、いろいろ経験してみようと思う。

なので、何にも売るものがないのに、ネットショップをつくってみたということを発信するのもどうかと思ったりもしたけれど、思いきって発信してみてよかったなあと感じている。

あと僕はどちらかというと、自分ひとりで何もかもやろうと思っていた方なのだけれど、自分では思いつかなかったアイデアだったので、やっぱり声に出して知恵や力を貸してもらうのがいいのだなと気づいた。

今回のことでも強く感じたことなのだけれど、これまで発信をいろいろ続けてみてよかったなあと思うことは、いろんな人を知り、つながることができたということである。

これが、僕が外に向かって何にも発信することなく日々を過ごしていたら、人生は全く違ったものになっていただろうし、ひとりでモヤモヤしてたんじゃないかと思う。

最初は何もないし、何もわからないところから発信を始めて、それなりにコツコツと続けてきたわけだけれど、そうやって続けていくうちに知ることができた人がたくさんいるし、今回みたいにありがたいことに、メッセージをいただいたりするようにもなった。

これは僕が勝手に感じていることなのだけれど、僕が知った人だったり、僕の発信している、何かしらに触れてくれている人というのは、僕と感覚が近い人たち、あるいはうまく言えないけれど「向いている方向が同じ」人たちなんじゃないかという気がする。

僕はそもそも人との交流が(とても)少ない人間ではあるけれど、それでも発信を始めてからの数年間で、いろんな人と知り合うことができた。

そしてそれまでは「こういうことを思ったり、考えているのは自分だけなんだろうか」と孤独を感じていたこともあったけれど、自分が発信することに共感してくれたり、好きだと言ってくれる人がいて「ああ、自分はひとりじゃないんだなあ」となんというかほっとした気持ち、救われた気持ちになったし、それは今もずっと変わっていない。

なんというか、自分の居場所を見つけるのが難しかったり、あるいは孤独を感じやすいようなこの世界で「自分はひとりじゃない」ということを感じられる、これほど幸せなことはないと思う。

それは僕自身が強くそう感じているし、ありがたいことだと思うし、とてもとても感謝していることでもある。

今回、ラジオへのコメントをいただいた時に、そういう嬉しかったり、ありがたかったり、幸せな気持ちになって、改めて人とのつながりに感謝だなあと思った。

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