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"後追い退職"

こんばんは、きなりです🍥
今週1週間も終わりましたね、おつかれさまでした🍵

今日はちょっとエモいことがあったので、それを記録しておきます。どちらかというと仕事観のお話かも?

わたしは恋人と同棲しており、その恋人はいつも、コンビニで買ったお菓子やジュースを引っ提げてほくほくとした顔で帰ってくるのですが、今日はなんだか心ここにあらずな様子でした。

話を聞けば、彼が入社した頃から尊敬していた上司が他県への転勤が決まったとのこと。いつ転勤から帰ってくるかは未定で、そもそも戻らない可能性の方が高いそうです。

恋人はよく「いま担当している案件がうまく回っているのはその上司のおかげなんだ」と嬉しそうに話してくれていました。その上司とは部署が異なるので直接仕事を教わったことはないけれど、遠巻きから上司の技術を観察し、目で盗み、仕事を覚えたそう。

そんな恋人の努力をその上司も認めており、時々ご飯や飲み会に連れて行ってもらう仲だったようです。

そんな上司が転勤となると、ものすごく寂しいのだろうな…。

「それでさ、憧れの人がいなくなったら、会社に行く意味もなくなるから、退職しようと思うんだよね」

恋人がさっぱりとした口調でそういうので、わたしは思わず「ええーーーーー!!」と叫んでしまいました。「”後追い退職”ってこと!? なにそれエモ!!(!?)」

"後追い退職"ってなんだ? 自分で言っておいて知らない造語が出てきましたが…。

お仕事の意義って人それぞれかと思いますが、最も根底にあるものって「お金を稼ぐため」「勤労の義務を果たすため」みたいなもので、それを最低限果たせてさえすればいいわけですが、それにも関わらずさらに上乗せされる”意義”って、果たしたい夢とかポリシーとか、個人が大事にしていることなんだと思ってます。

その”大事にしていること”が「憧れの人と働く」「憧れの人のもとで学ぶ」だなんてすてきだなあ…。恋人とその上司の関係が羨ましいです。業務内容や労働条件に不満があるわけでもなく、情緒的な理由で退職を考えるってよいなあ…、エモいなあ…。(それほどの影響力がある上司もすごいなあ…。)

もちろん恋人は、上司の退職だけが転職の理由ではなく、前々から良いタイミングが来たら転職したいとぼんやりと考えていたのですが、今回のことでいよいよ本格的に転職を意識するようになったようです。どうか頑張ってほしい…。上司の方も転職先でもご活躍してほしい…。ふたりの縁がこれからも何らかの形で交差するといいな…。

無職であることを棚に上げて、他人の進路を応援するわたしなのでした🙇‍♂️ わたしもがんばんなきゃだ‼


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