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結婚した方がいいんだろうなという呪縛


本当に結婚したいのかな…?

最近はよくこんなことを考えているのです。
(恋人と結婚の話が出ている訳ではありません。)


今の暮らしはとっても気楽で楽しい。

平日、仕事が終わって帰宅して
のんびり夕食の支度をして
心の赴くままに料理をしてひとりで味わって
寝るまでの時間で好きなことをして

翌朝少しだけ早めに起きて少しだけヨガをして
のんびり朝食を食べながらニュースを見て
そろそろ行くかーって家を出る。

週末は恋人と会ったりヨガのクラスに行ったり
ひとりでカラオケに行こうか映画に行こうかと考えたり
結局家でのんびりゲームをして過ごしたり。


要するに自由気ままな生活が楽で幸せです。


でも私、一応婚活して今の恋人とお付き合いしてるよね?
今のところ彼と別れる気配はなさそうだし
彼は結婚願望があるし年齢的にもこのままうまくいけば
すんなり結婚ってなるんだろうなー。


本当にそれでいいの?


結婚って、今の生活を手放してまで手に入れたいものなの?


確かに自分の頭にも「結婚」という文字は常にチラついている。
でも現実的に考えると結婚したい理由はほとんど見当たらない。
じゃあなんで、結婚を常に意識してるんだろう?


それでやっと最近気がついたのです。

結婚したいんじゃなくて、
結婚した方がいいんだろうなーって常に思ってる。

それは社会的にいいんだろうなーっていう意味で。


そこから芋づる式に「結婚するなら子どもが欲しいな」とか
「子どもを産むなら何年以内に」とか
「なら結婚は何年以内に」とか
「じゃあいつプロポーズされたいな」とか
そういう思考になっていって。


でも必ずまた立ち止まります。
本当に結婚したいのかなって。

この繰り返しです。


「結婚した方がいいんだろうな」

おそらく多くの独身アラサー女性が
同じようなことを思っているんじゃないでしょうか。


婚活してる方の多くは私のように
適齢期だし結婚した方が良さそうだから少しでも若いうちに…
みたいな思考なんじゃないでしょうか。

で、だんだんその本心が見えなくなって
「結婚したい」と錯覚してしまうんじゃないでしょうか。

だからと言って結婚した方がいいんだろうなと思っているから
恋人がいない状況や相手がいない状況には焦るし。


この呪縛から解放されるには
やっぱり結婚するしかないのでしょうか。


「既婚」の肩書きを手に入れれば
漠然とした不足感や劣等感から解放されるのでしょうか。


その肩書きと呪縛からの解放のために
「独身」というステータスを手放すには
あまりにも代償が大きすぎる気がする。


やっぱり私は結婚に不向きな人間なのかな。


幼い頃思い描いた私の将来の夢は
間違いなく母になることでした。

20代前半の頃は結婚したくて仕方なかったのに…


結婚適齢期を過ぎようとしている今
こんなふうに迷子になってる場合じゃないのにな。

結局は変化が怖いだけなのかな。



迷える皆様、いつか一緒に出口に辿り着けますように。









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