Twitterで今カンボジア代表監督の本田圭佑の行動と発言が話題になっている。

「You are the dream of them.」

お前たちはサポーターにとっての憧れなんだぞ。
という言葉に大変感銘を受けた。

確かに小学の頃から本田圭佑は同世代のスーパーヒーローだったし、それがいない世界線はどうなってたか想像もつかない。

だが夢を与えたスーパーヒーローは本田圭佑だけでなく、もしくは本田圭佑以上に与えた選手もいるだろう。

そしてそれは100人いたら、100人のスーパーヒーローがいるということを忘れてはならない。
その人にとってスーパーヒーローとはスペシャルワンなのだから。

ジュリオセザール

私にとってこの選手は特別、
いや特別すぎたのかもしれません。

インテル全盛期を支えセレソンで何年もゴールを守った彼は40歳になった今もブラジルで現役でプレーしている。

写真の通りネックウォーマーを付けて試合にでていた。小学生の時もちろん真似をした。
付けているキーパーグローブはロイシュ。もちろん真似をした。
ハンドリングでキャッチしたあとチェストパス、スローインでディストリビューション。もちろん真似をした。

BS1でインテルの試合を録画し何度も何度もみた。
QPRに移籍し、プレミアで見れた際はスパーズを応援して2年目くらいだった為QPRも影で応援していた。
しっかり降格したのはいうまでもない。
彼は紛れもなく俺のキーパー人生そのものだろう。

ディエゴロペス

簡単に言うとカシージャスの
ポジションを奪ったGKだ。

レアルマドリーといえばルックスも重要視されるチームと感じる人がいるだろう。
適当に思い出す選手全員イケメンだ。その中で禿げたアラサーが出れるのには理由がある。

・体の大きさを活かしたセービング、対人スキル。
・カシージャスにはなかった足元の安定感。
・キーパーとしての身体能力が高い

技術の結晶ような彼にレアルマドリーのカリスマ性を感じざるを得なかった。
そう、ルックスとか関係なしに彼は唯一無二のスーパーヒーローだったのである。
そしてもちろん、紛れもなく俺のキーパー人生だ。

マヌエルノイアー

なんと言っても小学校高学年時代、ゴリゴリの世代といえば裏のカバーリングで飛び出しまくるノイアーだろう。

小、中、高の年代は特にDFとキーパーの間にボールを落として走らせるサッカーをするチームが多い為、チャレンジとカバーの質が問われる部分が多くなる。

もちろんDFに任せる気などない。

・飛び出しからのスライディングでクリア
・ダイビングヘッドでのクリア

全てノイアーがやっていた。
そこに痺れ、憧れた。

そしてそのノイアーは俺が小学の時から今も尚、世界No. 1のGKであり続けている。
ノイアーがNo.1で始まったサッカー人生がノイアーがNo.1で終わる。
引退しても俺にとってのNo.1は永久にノイアーなのだろう。

川島永嗣

これから先彼以上のゴールキーパーが日本から出てくるのだろうか。技術、身体能力、パーソナリティどれをとっても日本一だ。

何度彼のスーパーセーブに国民が歓喜し、日本のGKに勇気を与えたか。

もちろん非難の的になることもあったが、生憎GKはそういうポジションでありその中でも「日本のGKとは」というものを表現し続けて見せてもらっている。

そして彼もノイアーと同じだ。

彼が日本No. 1で始まったサッカー人生が彼が日本No.1で終わる。
彼がいないサッカー人生は想像しきれない。
それほどのものを日本のGKには与えた存在なのは紛れも無いだろう。

ヤングガイ

もちろんさまざまな夢を与えるスーパーヒーローはこれから先サッカーがある限り生まれるだろう。

上記の写真以外のケイラー・ナバス、ウーゴ・ロリス、オブラクなどもちろん既にスターも沢山いる。

そして誰かのスーパーヒーローなのかもしれない。
人のスーパーヒーローなんて何通りもある。

そしてあなたにとってそれは何か。
もちろんキーパーじゃなくったっていい。
胸の中にあるもの。それが答えだ。

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