Day3が始まる時点で8つの指名権がありましたが、トレードアップを2回行い6人を新たに指名しました。ドラフト全体の感想も含めてお伝えします。

ラフルアHC会見

・グーティ率いるスカウト部門が素晴らしい仕事をしたと思う

・強化が必要なポジションに多くの才能を加えることができた。競争が激化するだろう

・LBの体重はランを止める上で問題ではない。多くの選手がランストップに参加する方が大事だ

・OL MorganはLTからキャリアを始めるだろうが、”ベスト5”のOLを出場させるために多くの可能性を試すだろう

・CBストークスの状態は非常に良い

・ドラフト上位指名は無かったが、我々にはハイレベルのCBが多くいる

・RB Lloydはオフェンスに”異なるフレーバー”を加えてくれるだろう

・QB Prattはタフで大胆なパサーであり、それはNFLのQBの条件だ

・QBラヴは大きな自信を持って戻ってきた。オフェンスをリードする能力は特筆すべきものだ

・CBアレグザンダーは素晴らしいオフシーズンのスタートを切った

・ブラジルでの初戦は長い旅になることは分かっているがそれは相手も同じ。中立地でプレーする利点は多い

・ハフリー新DCのスキームを浸透させる計画は既に始まっている。そこにはビジョンがある

・ブラジルへの移動方法についてはまだ答えられる段階にない

・DAL戦で負傷したイナグバーリは膝の手術をしてはいないしACLの断裂も確認されてはいない。リハビリは順調で2024シーズンの試合を欠場する必要はないかもしれない

グートクンストGM会見

・OLには新戦力を加えたかった。C Monkは我々の誰もが加入を望んだ選手。OT Gloverは才能ある選手だ

・LB,Sとインサイドを守る”走れてヒットできる”選手を多く獲得できた。セーフティ2人はニッケルCBとしてもプレーできる

・CB Kingはもっと上位指名を期待できる選手だった。7巡で指名できたのは幸運。素晴らしいスキルセットを持っているし、ハイレベルのフットボールを経験している

・QB Prattはここ2年間で21勝した勝者だ。身体能力があり肩の強さも正確性もある

・ロスターにQBを加えたかったが多くのQBが1巡でいなくなったので、中位以降でドラフトしたいQBはPrattしかなかった

・ベテランスカウトのサム・シールは毎年「今年が最後だ」と言っている。でも、彼は永遠にスカウトを続けると思うよ

・C Monkはクイックネスがあり力強い。OGもCもできる

・OTの腕の長さについて重要視されるが、身体能力があり脚を動かすことができれば腕が短くても活躍できる

・昨年CBヴァレンタインは素晴らしい仕事をしたし、ストークスの状態も良い。CBは我々の大きなニーズでは無かった

・Day3が始まった時点でボードの残る選手が少なくなり始めていた。気に入った選手を獲得するためにトレードアップすることにした

・ボードを作成する時点でニーズは加味されている。その時点で各チームのボードは大きく異なってくる。ドラフト当日はボードを信用して指名をするし、ニーズを考えるのは本当に同等の評価の選手がいる場合だけだ

Day3及びドラフト全体の感想

・Day3が始まる時点で
　スターターが狙える外CB、スロットCB
　センターができるOL
　OLのデプス
が残ったニーズだったがそれを全て解消。選手のレベルも含めて素晴らしいドラフトでした。チーム力はかなり上がった

・セーフティ3人のうちBullard、WilliamsはスロットCBもできる選手。セーフティとスロットCBの選択肢が大きく広がった

・LB2人＋S Williamsはブリッツが得意な選手。ハフリーがアグレッシブなディフェンスを目指していることが影響しているに違いない

・C Monkは身体能力があり伸びしろ十分。マイヤーズに代わりスターターになる可能性は十分

・QB Prattはカレッジの時のクリフォードより個人的評価は高い。今年から2番手になる可能性あり

・CB Kingは2022年なら1巡レベル。復活すればスターターを争える

・S Oradapoは先に指名された2人とは全く違うランディフェンスに秀でたセーフティ。ハフリーがどう使い分けるか楽しみ

・OT Gloverはサイズの割に動きがスムースでランブロックが上手い。マイナー校出身だが大きく成長する可能性を感じる

・S3人、LB2人とスペシャルチームで使えるポジションに多くの人数が加わった。昨年はST専任の選手が多かったが、彼らが一掃されるかもしれない

・OL,DBの争い激化がチーム力アップに大きく貢献すると思う。ラフルアがこれまでのようにベテラン優遇になるのだけが懸念

お気に入りの指名：RB Lloyd、CB King
注目の選手：S Williams

Williamsはシニアボウルで評価を大きく上げ、多くのチームが上位指名も検討していた（らしい）。
フィルム以上に成長しているのかもしれないのでキャンプで注目したい。

ドラフトが終わった時点で「あとはラフルアとハフリー次第」と思える指名。取った選手が期待外れということはもちろんありますが、グートクンストがGMでいる限りスーパーボウルに近い存在でいられると思えます。ニーズを踏まえつつ選手の質が高い、大満足のドラフトでした。

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