tanaka

『よく食べ、よく寝て、よく笑う』をモットーに些細な日常をまとめるキロクをつくりました。

tanaka

『よく食べ、よく寝て、よく笑う』をモットーに些細な日常をまとめるキロクをつくりました。

マガジン

  • tanakaログ

    tanakaプレゼンツ、美味しいお店。

最近の記事

  • 固定された記事

【記録】入社3年目、転職を決意。

 これは、私が何十年と生きたあとに、当時の気持ちを振り返るための記録である。大して面白い話も為になる話もきっとできないと思うが、一人の人生の記録として読んでほしい。 【1】就職活動  遡ること4年、これは私が大学3年生の冬だ。4月のエントリーに向けて、最後の追い込みという時点で、私は焦っていた。やりたくないことは思いつくのに、自分がどんな将来を描きたいのか全く分かっていなかった。大きなイベント会場で行われるフェアや大学主催のセミナー、「就活」という単語を聞けば、手当り次第に

    • 営業って本当に大変な仕事なの?

       今回は、営業職にフォーカスをあてて記事を書きます。一つ前の記事で取り上げましたが、私は今年の4月に転職をし、新天地で絶賛研修中です。(無事、営業職で配属になりました。)  新しい職場では、配属予定部署以外でも研修をするのですが、その先々で自分が営業であることを哀れに思われることがあり、居ても立ってもいられず、今回の記事を書くことにしました。アジェンダは下記の通りです。 【1】はじめに  「営業」と聞くと何を想像しますか。 「営業って、数字(ノルマ)追いかけなきゃいけな

      • 人生初めての出張、目の前に見えたものは。

        【1】はじめに  私はなぜ、今にも涙が溢れそうなのか分からない。達成感なのか、疲労困憊だからなのか、はたまた焦りなのかーー。  私は、人生で初めて出張に出かけ、そしてたった今、自宅に帰ってきた。3日ぶりの家は、ホッとする。何もかもを脱ぎ捨て、今すぐベッドに倒れ込みたいくらいだ。ただ、疲弊したわたしの体の中に、静かに熱く燃えるものが奥底にあるのだ。まるで、静かな森の中で人静かに燃える焚き火のように、パチパチと音を立て燃え上がっている。私がこのまま眠りについて目が覚めたとき、この

        • 【レポート】カネコアヤノ TOUR 2021 “よすが” 金沢公演

             全身が喜んでいる。彼女の音楽が、私を、皆を喜ばせている。    最後にライブに行ったのはいつぶりだろうか。当時Galileo Galileiという邦ロックバンドにのめり込んでいた時期があり、その解散ライブだと思うから、約5年か。随分、ライブとはご無沙汰だった。今回、カネコアヤノのライブに参加することにしたのは、何を隠そう彼の誘いがあったからだ。すなわち、カネコアヤノのことをよく知っているかといえば、実はそうではなく、「久しぶりにライブにでも行ってみようか。」という

        • 固定された記事

        【記録】入社3年目、転職を決意。

        マガジン

        • tanakaログ
          2本

        記事

          6年住んだ場所を、引っ越す。

           がらんとした空間を、ただ無言で見つめている。布団もテレビも机もないこの部屋は、まるで今の私の気持ちを表したかのような、そんなように見えた。  私は大学時代から住んでいた街を、この6月に引っ越すことになった。大学時代から社会人までだから、なんと6年。随分お世話になったものだ。仕事の合間に引越し準備を進めていたから、毎日忙殺され、感傷的な気持ちにはちっともなっていなかった。なのに、すべての家具を搬出し、大家さんとの居室点検を前にして、塩らしい気持ちになっている。 【1】はじま

          6年住んだ場所を、引っ越す。

          焼きたてのトーストにバターを添えて

           私の家は、貧乏でもなければ裕福でもないごく一般的な家庭だ。外食といえば、ファミリーレストランだし、最も家で食べた肉は、豚バラだ。ひょうきんな父と優しい母、私とそして3つ下の妹。どこにでもありふれた家庭である。  我が家の朝ごはんは、決まって食パンだった。その時、最も安いという理由で選ばれるため食パンのメーカーは毎回異なったが、唯一変わらなかったのは昨晩の残り物と共にソーセージが食卓に並ぶことと、そして食パンが6枚切りであることだ。母に叩き起こされ、眠い目をこすりながら席に着

          焼きたてのトーストにバターを添えて

          白米

          ほかほかの白米を 口いっぱいに放りこむ。 噛めば噛むほど甘みが増して、 最後には「あー私の悩みなんてちっぽけだった。」と思ったのである。

          いつかの空

          いつかの空

          【社会人キロク】後輩を指導する立場になりました。#2

          お久しぶりです。tanakaです。 最近、starbucksの期間限定フラペチーノを飲んだのですが、 飲んでいる途中で「やっぱりいつものにすれば良かったな」って 後悔しました。やっぱり甘いんだよな・・・。 さて、後輩が現場配属してすでに2週間近くが経ちましたが、 さっそく後輩がちょっぴりメンタルが潰れてしまった・・・。 まさかこんなに早くメンタルに来るとは・・。 事件が起きたのは、テレアポ3日目――。 私は、担当クライアントとの打ち合わせで別室で作業をしていました。 後輩

          【社会人キロク】後輩を指導する立場になりました。#2

          【社会人キロク】後輩指導をする立場になりました。#1

          こんにちは、tanakaです。 この春から後輩指導をする立場になりました。 新型コロナウイルスの影響で、やっと後輩と直接対面しました。 まだ黒いリクルートスーツに緊張した表情から初々しさを感じる一方で、 後輩指導の立場としてのやる気もぐっと上がりました。 これから、後輩指導を観点にnoteを書いていこうと思っています。 目的としては、大きく2点です。 ①社会人になり初めて後輩指導の立場になるので、  キロクとしてまとめておきたい。 ②後輩の成長を感じるためにも、後輩自身が

          【社会人キロク】後輩指導をする立場になりました。#1

          暑い昼下がり、自家製パンを食らう。

          こんにちは、tanakaです。 本日は、「パンだけでお腹いっぱい満たしたい。」 そんなパンLoversに紹介したいお店です。 暑い昼下がり、私はお昼ごはんを食べようと彷徨っていた。 駅前のお店はチェーン店ばかりで、どうも私の胃と折り合いがつかず。 とりあえず、奥に行けばどこかお店はあるのではないかと こうして歩き続けていた。 栄えていた駅から離れれば離れるほど閑散としていて、 選択を誤ってしまったと半ば後悔をしていた。 暑さで限界を迎えようとした矢先、小さなバースタイルのお

          暑い昼下がり、自家製パンを食らう。

          午前11時30分、自家製ベーグルをいただく。

          みなさん、こんにちは。 食べることをこよなく愛するtanakaです。 今日は、遅く起きた朝にぴったりの「ベーグル屋さん」をご紹介します。 世間は華金だというのに、仕事がなかなか終わらない私。 最後までオフィスに残るのも私か課長かーー。 半泣き状態で仕事を終えたのも、夜23時。 やっとの思いで家につくやいなや心身ともに疲労困憊の私は ベットに倒れ込み、そのまま眠りについてしまいました。 朝起きると、時計は11時少し前を指していた。 お腹をさすりながら冷蔵庫を開けてみても中は

          午前11時30分、自家製ベーグルをいただく。

          自己紹介(Self-introduction)

          はじめまして、tanakaです。 この度、晴れてnoteデビューをしました! これから不定期ではありますが、 投稿をしていきますのでお付き合いよろしくお願いします。 早速ではありますが、私の自己紹介をしたいと思います。 名前:tanaka 年齢:20代 性別:女性 住まい:日本/東京 仕事:人材に関わる仕事 趣味:食べること、寝ること 前の投稿の通り、私は田舎出身で大学進学と同時に東京へ住んでいます。 そのため東京には5年以上住んでいることになります。 今は随分東京に

          自己紹介(Self-introduction)

          4年ぶりに元彼と出会った話

          4年ぶりに、元彼から連絡がきた。 実に4年、とても長い。 大人になればなるほど毎日が短く、あっという間に感じるかもしれないが、 生まれたての赤ちゃんは、つかまり立ちが出来るどころか、 なんとスキップもできるようになる年齢らしい。 それくらい、長く長く彼と連絡を取り合っていなかった。 正直、驚いたし、なぜこのタイミングで連絡してきたかも謎だったし、 やり取りをしている時は懐かしさや怒りやらと感情が揺れて、 ここ数日は落ち着かなかった。 結果、元彼と私は何もなく終わった

          4年ぶりに元彼と出会った話