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カメラ怖い!って思う人が知っておくと楽になる3つのこと

写真の撮り方を教えていると、一眼レフカメラを「得体の知れないもの」的に思っている方が結構います。そういう人が怖がっているポイントを3つにまとめてみたので、もし「一眼レフカメラ」うちにあるけど怖いなーと思っている方は読んでみてください。


分からなくなったら、シャッターボタンでリセット

色々な設定をいじっていて、なんだかよく分からなくなっちゃうことってないですか?分からないから電源落としちゃえ!って方結構いらっしゃるんです。
でも、そんな時は落ち着いて軽くシャッターボタンを押してください。ここで「軽く」がミソです。これを俗に「半押し」と言います。
シャッターボタンには実は2つモードがあって、軽く押すとピントが合います。そしてそのまま押し込むと写真が撮れるという仕様になってるんです。
そして、この「半押し」はピントを合わせると同時に何か設定をいじっているときにはそれを「リセット」するようにもなってます。

分からなくなったら半押し

これを覚えておけば設定をいじっていて分からなくなっても大丈夫です!

撮影状態のモードと再生状態のモードを理解する

カメラには色々なボタンがついています。そして、いつものボタンを押すと・・・時々変わった動きをするので驚くんですね。
これは、カメラには大きく分けて「撮影状態のモード」と「再生状態のモード」があるって理解しておくと頭がスッキリするかもしれません。

カメラの電源とONにした、いつでも撮影できますよーって状態を「撮影状態のモード」。
そして、撮った写真を見ようとして再生ボタンを押した時の状態を「再生状態のモード」と考えてください。

この2つって完全にできることが違っているんです。

そして、カメラについているボタンはそれぞれの状態によって機能が変わる場合があるんです。
例えば、私の使っているEOSのカメラでよく使う「INFO」ボタン
撮影状態のモードでは、以下のような画面になります。

でも、再生状態のモードのときは、同じINFOボタンを押しても、こんな画面になります。

自分のカメラが今どっちの状態にあるのかを意識しないでボタンを押すと、いつもと違う画面が出てきて「あわわ・・・」となる人が結構多いんです。

そんな時は「今はどっちのモードだっけ?」と冷静に考えてみてください。慌てなくて済むので。

例えば、SONYの使用説明書を見ていても、以下のように「撮影時」と「再生時」でそれぞれの役割が違うことが明記されています。

一度、ご自分のカメラの使用説明書のボタンの機能のところを読んでみるのも良いと思います。

クイックメニューでほとんどのことは事足りる

今のカメラには大体「クイックメニュー」というものがついています。
例えばキヤノンだとこんな感じです。

このメニューの呼び出し方法は各社違っています

キヤノンだと「Q」ボタン
ニコンだと「i」ボタン
SONYだと「Fn」(ファンクション)ボタン
FUJIFILMだと「Q」ボタン
Panasonicだと「Q.MENU」ボタン
Olympusだと「OK」ボタン

これを押すと機能の上記のような一覧が出てきます。
大体基本的な撮影で必要な機能はここでカバーされていると思って良いです。カメラの使い方をマスターしたい場合は、まずはこの内容だけ抑えておくことをおすすめします。

このそれぞれの内容についてはまた別記事で書きますが、このクイックメニューをまずはすぐに出せるようにしておきましょう。


まずは、この3つを理解して「カメラ怖い」を克服していきましょう。

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