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2023/09のヒットソング

毎月作っている聞いてよかった曲のプレイリスト2023年9月版。
良かったところ、おすすめなポイントを軽く文章でまとめています。散歩のお供に是非聞いてみて下さい。



1.Cyndi Lauper / On The Sunny Side of the Street
03年作のAt Lastより。
80'sシンセポップのキラークイーンのイメージしかなかったシンディローパーの近年作を聞いてみてるんですがこれまた外れないんですわ…
ビックバンド的なアコースティックな演奏に乗る歌声の澄み渡るような響きが時代性抜きに素晴らしいシンガーなんだと脱帽してしまいました。その中でもサイッコーの名ロックステディカヴァーのこちらをぜひ。

2.WANMOR / I Call Your Name
3月リリースのWanMorより。
Boyz II MenのWanya Morrisの息子4人が結成したファミリーコーラスグループの1作目です。その前情報だけでこの作品のヤバさは伝わるはず、全編とびっきりのメロウチューンの玉手箱。素敵すぎます。
そしてこのソウルグループSwitchのカバーの出来たるや、、、極上という言葉がこれほどにもピッタリな曲ありません。

3.青江三奈 / GRAY SHADE OF LOVE
93年作のThe Shadow of Loveより。
いしだあゆみはアワーコネクション、伊東ゆかりはミスティーアワー、そして青江三奈もシャレオツなアルバムを出しているんです。マルウォルドロンも参加しているジャズボーカルな1作。グルーヴのある演奏に渋く歌い上げるこの曲をよく聞きました。

4.sickufo / wehavelove
9月リリースのsickufo2より。
東京でインディペンデントでDIYな活動を続ける彼らの待望の最新作!肩意地微塵も張らずのらりくらりのゆるゆるなグルーヴで青空の下を自転車で駆け抜ける様な風通しのいいサウンドの最高のバンドです。ぜひ聞いてみてください、そしてライブも見てみてください。

5.Pale Blue Eyes / Illuminated
9月リリースのThis Houseより。
ヴェルヴェッツの曲名から拝借された大胆なバンド名の彼らの最新作はキラーな音使いがふんだんに盛り込まれた良作でした。茶目っ気たっぷりなシンセのフレーズとジャキジャキと刻むギターのバッキングの相性が抜群です。

6.Asia Menor / La Naturaleza
9月リリースのEnola Gayより。
色々とおすすめしまくってるバンドなんですが、本当にいい一枚です。。。チャキチャキと鳴るギターと前のめりなドラム、轟音のノイズや不協和音も盛り込んだポストパンクアルバム。特にこの曲のバキバキの不協和音のギターリフは死ぬまで聞くたび興奮するんだろうなぁ。

7.Tinashe / Gravity
9月リリースのBB/ANG3Lより。
このアルバムも本当に素敵な1枚。アンビエンスの強いハウストラックの上を艶のある歌声で伸びやかに歌いあげるとびきりに刺激的でメロウな作品です。NewjeansやEden Samara好きな人はマスト!!!!

8.Puma Blue / Dream of You
9月リリースのHoly Watersより。
幽玄で現実と非現実の境から歌う様な人だと思っています。その中でも今作が一番お気に入りになりそうです。2曲目のPrettyが素晴らしすぎるんですが、今回は収録曲の中でも一番ソウルフルだと感じるこの曲を。

9.Melis / The Voice Within
9月リリースのシングル。
ノルウェーのシンガーMelis、去年にアルバムを出しているんですがそれがとても好きで陰ながら応援しているアーティストなんです。待望の新曲も感傷的で素晴らしい1曲でした‥ジャケットも本人の赤ちゃんのころの写真なんでしょうね、グッとくる。

10.BO DIDDLEY / I Love You So
60年リリースのHave Guitar, Will Travelより。
鋭角なギターサウンドとザラザラした感触のシャッフルビート、ああもうなんてカッコいいんでしょう。ジャケもクールすぎる、このアルバムはレコードで絶対欲しいですね。

11.Connie Cunningham and the Creeps / The Breaking of the Chains
9月リリースのGoing, Going, Goneより。
Connie Cunninghamという架空の人物を作り上げ、その秘蔵音源集というコンセプトでリリースされたギークな作品ですが、その音は戦争に巻き込まれ瓦礫となった家屋から発掘された個人録音のテープ音源のような、ディストピアなローファイサウンド。前述のコンセプトを設定しないといけない意味も個人的に納得です。

12.Angel Du$t / I'm Not Ready
9月リリースのBrand New Soulより。
かなりはっちゃけ度合い高めのパワーポップアルバム!滾る情熱に身を任せたようなテンションマックスな曲が並んでいて最高のアルバムです。そしてふいをついて現れるめちゃくちゃキラーなこの曲。聞いて笑顔になること間違い無しです。

13.Lutalo / War
8月リリースのEP Againより。
Big Thiefのエイドリアンレンカーの従兄弟らしいLutaloの最新作。これも大好物なローファイな作品で、ラストを飾るこの曲はとんでもなくキラー。後半の唐突にふわっと宙を舞うようなフレーズに完全に射抜かれました。

14.ataquemos / Muybn
22年リリースのCuatroより。
やっぱり声って1番の感情表現の手段ですよね。アコギを爪弾きながら進行してラストに駄々もれる激情。グッときまくりの1曲です。

15.Bleary Eyed / Birds
6月リリースのTriple Splitより。
間違いなく今年聞いた中で最もエモい曲。初めて聞いた日は一日中この曲しか聞きませんでした。ここまでどうしようもない気持ちにさせてくれる曲に本当に久し振りに出会いました。個人的には救われるような気持ちになる1曲です。

16.Doja Cat / Go Off
9月リリースのScarletより。
Doja Catの待望の最新作、前半はハードコアなトラップトラック、中盤以降は素晴らしくメロウな展開を見せるアルバム通して全く隙のない素晴らしい1枚でした。直近ですが今月はアルバム通して1番よく聞いた作品です。幽玄なコーラスが美しいこの曲が1番のお気に入りでした。


以上16曲のご紹介でした。
実はこれを書いてる間にも凄くいいアルバムが出ているんですよね、Slow PulpとかWilcoとか…
また来月分ご紹介できればなと思っていますという所で来月も頑張っていきまっしょい!!

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