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New York見聞記 1             Central Park

文字数: 4230字
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題名を「アメリカ~」から「New York~」に変更しました*
久しぶりの記事改修工事。2日かかりましたが、楽しかったです。2022.7.10

まずは・・・

初めてのNew Yorkは1982年
一番最近の訪問は2017年
行く度に違う姿を堪能
それがNew York!

だからついまた行きたくなる
目的もなく行きたくなる
目的がないから行く価値がある
同じ場所でも違う姿が見られるから

「ワクワクガックシルンルン」シリーズで
すでに紹介しているのは1982年の思い出だ
興奮の思い出だ
そろそろマンハッタン探訪といこう

DVD Central Pk 2 - コピー

本当はもっと別な場所と
考えていたのだけれど
都会の中の自然
心を休ませるのには
絶好の場所
Central Parkこそスタート地点

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  憩いの場

1982年の時には
訪れなかった場所
妻を連れて行った時が
初訪問
2人で芝生に寝転がる一
周りの人々の真似事
気が付くとひと眠り
少し歩いてベンチで一眠り
贅沢な時間

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Central Parkには何でもある
劇場・ボート遊びをする池・
幼稚園・遊び場・彫像・
Street performer・美術館

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  メトロポリタン美術館

何と言っても
Central Parkそのものが
おとぎの国なのだ
歩くだけで
休むだけで
知らない人と話すだけで
物語が生まれる

そして・・・
生きることが
楽しくなる

Meropolitan Museum 1 - コピー

こんなでかい美術館
入り口を見ただけで
ワクワクしないわけがない
2017年20歳過ぎたばかりの
孫娘2人を連れて
美術館へ出かけた
チケット売り場

窓口には推奨値段が書いてある
大人25ドル、シニア17ドル、子供12ドル
その値段表示には値段について・・・
「値段はご自分で決めてね!」
勿論英語で書いてある
孫娘と3人分で67ドルになる
決して高い値段ではない

「(1人)25ドルか」
小さな声で孫につぶやいた
勿論引率者が支払うつもり
窓口の女性が
「25ドルですね」
「Yes」
思わず返事
渡したのは100ドル札
おつりが75ドル
女性が勘違い
3人で25ドルと言ったと勘違い
気が付いたのは窓口を離れてから
ま、いいか!
そのまま場所を離れた
一日中、気になりはしたが・・・

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私は何故かエジプトコーナーに寄る
Bostonでも大英博物館でも
じっくり見てしまう
これを観ただけでも
1人25ドルは安く感じるのに・・・

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どう考えても
67ドルでも十分安いのに・・・
孫娘たちは
見学を楽しんでいたみたい
日頃美術館など行かなさそうなのに
案外文化的施設に
気持ちが晴れたに違いない

  ビートルズ Imagine

ビートルズ世代にも
昔をしのぶことができる場所が
Central Parkにはある
ビートルズと言えば
自分が教師として就職した1966年頃
その名前すら知らなかった

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就職してすぐに
ビートルズの名前を知ることになった
生徒たちの会話に
名前が出現しない日がなかった
「Let It Be!」

映画委員として
生徒と観た映画だ
映画館を出ると
陽光で
頭がくらくらした

この「Imagine」の周囲には
ビートルズファンが
グループをしのぶ
写真を撮るもの
ギターでビートルズの曲を奏でるもの
それを聴きながら
ビートルズの世界に
入り込むもの
さまざま
自分は?
なんとなく部外者的?
とは言え・・・

まさかCentral Parkで
ビートルズと再会できるとは・・・

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  童話の国
 アンデルセン

アンデルセンにだって
会える場所
子供の頃に
返ることができる場所
思い出すいろいろな童話

赤い靴
空飛ぶトランク
親指姫
裸の緒様
マッチ売りの少女
みにくいアヒルの子

  ルイスキャロル

ルイスキャロルにだって
会える
彫像はないけれど
観光客が
ひっきりなし
公園を訪れるたびに
必ず会いに行く場所

不思議の国のアリス 2 - コピー

勝手に俳優になりきる
観光客
物語の登場人物に早変わり
次々と彫像に上る人が
いなくなるのを待つこと
25分
待てなくなってシャッターを切った
右端の女性
何枚写真を撮ってもらってるんだ
と言いつつ
羨ましい
一人旅の悲しさ
頼めば撮ってくれる
でも頼むのを忘れてしまったのだ
待ちくたびれたせいだ

  Belvedere Castle

この城は表紙にお見せしたように
そんなに大きいものではない
それでも行くと楽しい
見晴らしがいいからなのか
入ってきた道とは
違う方角に抜けることができるからか
人の行き交いが多い
城の外の見晴らしがいい
城の外の通路のあたりに
ちょっとして雨除けになる
踊り場のような場所

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そこにはベースとチェロの
二重奏が奏でられていた
許しを得て動画を撮った
勿論、お金は楽器ケースへ
城と踊り場の間は
遠くを眺めることができる

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弦楽二重奏の響きは
周りの自然にマッチする
読書するもよし
昼寝をするもよし
友人や知らない人と
お喋りをするもよし

行った所を全て書き出すのは
なかなか面倒な話だ
だから写真中心に!

  その他の出し物

ベテスダの噴水 2 - コピー

  ベテスダの池

新約聖書のベテスダの池
観光客には
もってこいの場所
憩えるからだ
水に触れれば
疲れが癒されそうな気すらする

  リンタク

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59番通りが
Central Parkの最南端
そこには馬車、リンタクなどが居並ぶ
馬車の写真を撮っておけばよかったのに
馬車に乗れば
どんな女性もお姫様
パカパカと小気味良い足音

リンタクのおじさんからは
しつこく誘われた

料金が高いので
乗る気はしない
1人だからとは気づいている
Central Parkは東西800m
南北3kmある

  Zoo

子供の動物園だってある
覗いてみただけで
ベンチで本を読んだ
BGMは
子供たちの賑やかな声
それがまたたまらないのだ

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  Music

Central Parkは音楽の場所でもある

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たまたまCentral Parkに入り込んで
お城を目指している時
途中の通路で
写真のような場面に
出くわした
予定があるわけでもないので
立ち止まる
生演奏で時間を満たす
とても上手だ
音楽の感性をはぐくませてもらう感じ

しばらくすると
丁度地元のTVクルーがきた
演奏を動画に収めた
残念ながらこの記事に載せられない
技術的問題だ
自分の能力不足の問題

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音楽のパフォーマンスは
ここCentral Parkだけではない
地下鉄駅の通路(これも写真がない)
Times Square
自由の女神を見るための
チケット売り場のある
Battery Park
LAのChinese Theater前
Bostonのダウンタウン
ベニスビーチ
アメリカ中の都市の街角
疲れた身体を癒してくれる楽の音

  小動物たち

リスはいて当たり前
カメラを向けるとちょこちょこと
逃げ回る
可愛すぎてカメラの中に
捉えたくなる
逃げ足は速い
カメラをやめると
近づいてきたりする

Central Parkの北側
入るとすぐに林的場所
散策にもってこい
そこでもリスとの戯れ
じっとこちらを見る
その目が愛らしい
写真に収めなかった
後悔 残念無念

Central Parkは
ちょっと注意していれば
ディズニーの世界に
入り込める

ねずみがたくさん
移動しているところに
たまたま出くわした
まさにディズニーのネズミたち
尻尾を高く上げて
こちらを見つめてくれる
逃げる気はないのか
それなのに
カメラを向けると
どこかへ速やかに消えた

水鳥たちは水があれば存在する
Central Parkはマンハッタンの
湖水地方だ

お城からの景色 - コピー
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  Central Parkって怖くないの?

夜になると
Shakespeare劇が上演されることもある
夜のCentral Parkは正直怖い
車があればいいのかもしれない
旅行者には無理だ

幸運にも
一度昼間の劇場で
シェイクスピア劇のリハーサル
無料でみる贅沢さ
怖さを感じることもなく
時間を忘れることができる

もう一度言おう
夜のCentral Parkは要注意だ

タクシーに乗れるならまだしも
友人が車を持っていればまだしも
怖い体験をしたい人ならまだしも

何と言っても夜は怖い
しつこくてごめん
朝だって怖いのだから
その証拠に・・・

以前、同僚を連れて
New Yorkを訪問した
いろいろ見学しながら
昼過ぎにCentral Park
その後、高級ホテルのレストラン
そして、一度ホテルに戻って
夜はミュージカル鑑賞
そのために
ワールドトレードセンターの4階で
当日の半額チケット購入
・・・の 予定が
World Trade Centerを出て
カードの店に立ち寄ったのが
運のつき
なんと2時間近く滞在
引率者は何の興味もない場所
でも、喜んでいる様子に
ま、いいか~!
その後Central Parkを目指すも
バスがなかなか来てくれない
当時は地下鉄が危険だったからだ

というわけで、
Central Park行きを
諦めた
レストランで
思わぬ反撃
1人がプンプンしている
Central Parkに行きたかったのに

急遽、では、朝一番で行ってみよう
これはなかなかの冒険
そもそもまだ人がいない
本当の怖さを知っている引率者
全くもって怖さを知らない
ついてきた人たち

目につくのは
浮浪者とおぼしき人たち
こちらに近づいてくる
引率者はドキドキ
それに気づかない随伴者

結局15分くらいで
Central Parkから脱出成功

Central Park散策は
これにて終了としよう
マンハッタンは見所満載だから

  夢の世界

Central Parkは
訪れる人に夢を分けてくれる
そこにいるだけでよい
空気を吸うだけでよい

DVD Central Pk 6 - コピー
DVD Central Pk 9 - コピー

モデルの写真会だってある
偶然出会ったその場所
通りすがりなのに
ついつい長居をしてしまった
無料で動画を撮ることができたのは
いわゆる、知らぬが仏だったから
楽しい、良い経験ができる場所

DVD Central Pk  12 - コピー

  現実は・・・

Central Parkは現実の世界も突きつける
たまたま動画を撮っている時だ
近くで女性の叫び声
カメラを止めて
声の方向を見る
そこには
市バスと乗用車の事故
乗用車の女性の叫び声
市バスの運転手に浴びせる声
何のことはない
市バスが前の車がつかえていたので
停まっている時
歩道と市バスの間を
すり抜けようとした女性の車
市バスの横っ面に当たったのだ
めり込んだその傷

アメリカでは
事故が起これば
”No Problem!”だと
ずっと思っていたのに
見事に裏切られた現場

DVD Central Pk 3 - コピー

留学中
モール近くで
市バスが店の柱にぶつかった
何故かわたしの目の前の出来事
運転手が降りる
店主が出てくる
店主曰く
No Problem!

帰国してから
郵便局の駐車場で
前から来る車が突っ込んできた
わたしの車は停車中
相手にわたしは言ってやった
No Problem!

一度でいいから
事故の時には
言ってみたかったのだ
相手は「すみません」の連発
日本語で「いや、気にしないで!」
わたしは内心嬉しかったのだ
帰りながら
いい気持ち満載のドライブ

唐突に終わるにはいい頃合いだ
だから「完」としよう

  完

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