●5世紀、高さ180mの花崗岩の頂上に作られた絶景の天空宮殿です。岩山の頂上までは1200段の階段をのぼります。1982年に世界遺産登録されました。

●この宮殿を建てたシンハラ王国カッサパ1世は自分の父親を殺害し、王位を略奪した「狂気の王」と呼ばれています。首都であったアヌラーダプラを離れ、当地を約10年間、王都としました。

●岩山の中腹にある洞窟の中の岩肌には、美女が描かれた18体のフレスコ画があります。美女には諸説ありますが、インド神話における水の精アプサラ（天女）とされています。

●鏡のような光沢のある磨き上げられた岩壁があります。「ミラーウォール」と呼ばれる鏡の回廊があり、かつては美女の壁画を映し出していたといわれます。

●ライオンの前足が彫刻された「ライオンの入口」が宮殿の入口になります。以前は頭部もあり、ライオンが大きく口を開け王宮へと導いていました。この世界遺産の名前は「ライオンの喉」に由来しています。

●この国最大の都市からは車で4時間、飛行機なら30分で到着します。この国最大の観光地となっています。

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