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■SDGs11.住み続けられるまちづくりを~アンコール遺跡の修復現場を見に行きませんか?

■バイヨン寺院修復事業を学ぶ

SDGs目標には「11.住み続けられるまちづくりを」というものがあります。そのターゲットの一つに「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」があり、人類の至宝である遺跡の保護や復元が世界中で続けられています。修復作業に終わりはなく、資金もかかります。また、過酷な現場で働いてくれる方のモチベーションも必要です。その事業推進の一つとしてアンコール遺跡のバイヨン寺院修復事業があり、日本が貢献している現場を学ぶことが出来ます。


世界を代表する観光地アンコールワットですが、内戦もあって多くの遺跡はひどいダメージを受けております。場所によっては不発弾や地雷の心配もあって調査研究が進まない遺跡もあります。バイヨン寺院はバは「美しい」、ヨンは「塔」の意味を持ち、12世紀末にジャヤーヴァルマン7世王によって建立されたアンコールトムの中央にある寺院です。石面に掘られた人面像はクメールの微笑みと呼ばれる印象的な彫像が残されています。


日本政府は保存修復の学術的・技術的課題と周辺環境の改善及び技術提供だけで終わるのではなく、カンボジア人自らの手で自立的に修復保護が行えるようJSA(Japanese Government Team for Safeguarding Angkor)を結成し、その活動の一部を公開しています。インフォメーションセンターにてガイダンスを聞き、修復工事現場を見学します。専門家によるバイヨン寺院の説明と修復体験もでき、バイヨン寺院の観光も含まれています。多くの人の努力によって遺跡が整備され、観光パワーを掘り起こすことができるプロセスがわかるとアンコール遺跡を見る目も変わっていきます。


JSA団長を務められている中川武氏は早稲田大学名誉教授であり、愛知県の博物館明治村館長もお務めです。文化財建造物の保存修復技術の研究の専門家ですが、大学教授としてのご経験を踏まえ、持続できる事業となるように、人材育成を重要なテーマとして遺跡修復に加えていらっしゃることは素晴らしいアイデアです。SDGsに興味のある方には【バイヨン寺院修復事業を学ぶ】ツアーもご検討材料としてください。プライベートツアーのみですので質疑応答や視察ポイントなどはご参加者中心に行われます。


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