私が敬愛する時代小説家の藤沢周平さん。
藤沢さんは、山形県は庄内地方（今の鶴岡市）のお生まれです。

藤沢さんのエッセイにこんなことが書いてありました。

「東京に出てきて初めて、地元で日頃なんとなく食べている当たり前の食べ物がとても美味しいものであることを知った。東京はいろいろな食べ物があるけれど、確かに不味くはないが、美味しくもない」と。

美味しい食べ物とは、豪華な食材とは限りません。

鶴岡市櫛引にある農家民宿「知憩軒」で、長南　光さんが作る野菜を中心とした田舎料理。

そこには肉も魚もないけれど、凄いごちそうが食べられます。
肉・魚がないというとお寺の精進料理のようなイメージがあるかもしれませんが、野菜そのものの味が濃く、肉・魚はなくても充分満足できます。
決してストイックな料理ではないのです。
もちろんお酒のツマミとしても秀逸（飲んべには嬉しいです）。
また、知憩軒の料理を食べると驚くほどお通じがよくなるんですよね～。

知憩軒の料理を食べると「人は食べ物で病気にも健康にもなる」ということがわかります。

山形県庄内の農家民宿「知憩軒」を紹介した記事はこちら
（知憩軒は記事後半に出てきます。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2023年9月28日

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