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スーパーで出会ったほっこりした風景。しかし惜しい。。。

わが家の近くに「OKストア」というスーパーがあります。

そこであった「ほっこりしてなんかいい感じだな~」と思ったエピソードをお話しします。

スーパーのパンの棚に見慣れぬ「明太ポテトパン」を見つけた私。
なんとなくカゴに入れてレジに並びました。

するとレジの女性が「あっ、このパン、美味しいんですよね~」と声を掛けてきました。
「あっそうなんですね、私初めて買うんですけど」と答えると、女性スタッフがこう続けました。
「私、このパンにハマってるんですよ~。まずレンジで10秒チンして、さらにトースターで表面をこんがり焼いて食べるとすっごく美味しいですよ~!」と教えてくれました。

最近、スーパーのレジもスピードアップ、効率化でこういう声をかけてくれるスタッフが減りましたね。
昔の八百屋さんや魚屋さんみたいな、親しみやすいやりとり。
システマチックなスーパーであってもこういうやりとりはほっこりして気持ちよいものです。
その女性はほんとにそのパンが好きなのでしょう。
とても熱く嬉しそうに話してくれました。
こういう部分は、ロボットやAIではできません。
人ならではのミュニケーションです。

さて、それはそれでとても良かったのですが、

「明太ポテトパンを売る」というマーケティング的視点から見るとちょっともったいないなぁとも思いました。

そのスタッフの熱い思いをレジではなく、パンが並んでいる棚にPOP等で貼ったらもっと売れるだろうにと。

私自身、なんとなくパン棚からカゴに入れましたが、そこにこんなPOPが貼ってあったとしたら。。。

「スタッフの●●です。私、この明太ポテトパンにハマってるんです。
まずレンジで10秒チンしてからさらにトースターで2分、表面をカリッと焼き上げてから食べたら激ウマですよ。私、今日も買って帰ります!」


私は迷わずカゴに入れていたでしょう。
そしてレジで「あ~買っちゃいましたね笑」があれば完璧でしょう。
もうこのスーパーのファンになっちゃいます。

欲しいと思っていない人に「ん?」と気づかせ「ほお~っ」と関心を持ってもらい「じゃ買ってみるかな」と動機づけするのがマーケティングの真髄ですよね。

「惜しいなぁ~」という私もその時は気づかず「この店員さん感じいいな」で終わったのですが、家に帰って思い出している内に気づきました。
その意味では、私に気づきをくださったOKストアさん、ありがとう。
2024年1月18日

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