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広島のお好み焼き

私は広島県出身です。
広島のグルメといって浮かぶのが「牡蠣」「お好み焼き」ではないでしょうか。

さて「お好み焼き」といえば広島県人が嫌うのが、他県人から「広島"風"お好み焼き」と言われることです。
広島風というと本家は大阪のお好み焼きで、広島は二番手という印象を受けるからではないでしょうか。響きがどこか偽物っぽい印象も受けますし(笑)。

実際、広島県人は「広島風お好み焼き」とは言いません。「お好み焼き」か、もっと簡単に「お好み」と呼んでいます。

私個人は広島風お好み焼きと言われても特に気を悪くすることはありません(自分から広島風とは言いませんが。。。)

大阪に住んだこともあり、大阪のお好み焼きも好きですし、どちらかというと別々の食べ物という印象を持っています。

さて、そんなある日、新橋で新しいお好み焼き屋さんを見つけたので入ってみたのですが、

そこには「広島"流"お好み焼き」とのぼりが立っていました。

「ほぉ~やるね」と思いましたね。
広島風っていうと二番煎じのように感じますが「広島流」っていうとなんか主義主張が感じられます(私だけかな?笑)

広島のお好み焼きは、戦後、主に戦争未亡人が生きていくために、自宅を改装したり、敷地内にプレハブを建てるなどして始められたそうです。
街の中心だけでなく、住宅街の中にもあって、私が中学生の頃はおばあさんが自宅で一人で焼いているお好み焼き屋さんがたくさんありました。

お好み焼きは、広島も大阪もそれぞれの環境の中で生まれ育ってきた文化なんですよね。どちらが上か下かではなく、これからも大切に受け継いでもらいたいと思います。

ちなみに広島のお好みソースは「オタフクソース」が有名ですが、私のふるさと三次市には「カープソース(毛利醸造)」というのがあって私はオタフクよりも断然カープソース派です。味はよく似ているのですが、カープソースの方がややピリ辛感があるように思います。

私の友人T.Iさんがこよなく愛する練馬区大泉学園のお好み焼き「とし」ではカープソースが使われています。がんばれカープソース!!!
ギリシャのアテネにかつて「風林火山」という日本食レストランがありました(残念ながら現在は閉店してしまったようです)

店主は焼きそばを新メニューとして出そうと考えました。
使用するソースとして何種類か候補を選び、それぞれの味で焼きそばを作ってギリシャ人に食べてもらい、好みを訊いてみたところ、ダントツ人気は広島のお好みソース(オタフク)だったそうです。イェーイ!
甘めでドロッとした味はギリシャ人の口にも合ったようですね。
なんかギリシャ人にも愛された味って嬉しいですね。
私もその風林火山の焼きそばを食べましたが、美味しかったですね~。
広島のお好みソースは世界を超える!
がんばれお好みソース!(結局広島びいき笑)。
                           2023年1月19日

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