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旅の楽しみって? 自然編。

1 自然って面白いの?

「自然って面白いのかな~」
これが始めの頃の僕の考えでした。オシャレな街並みや、華やかさ、これぞアメリカ!って言う、一種の憧れもあり、それっぽいところに目がいってました。だから自然に対しては、『自然って地球上どこへ行ってもだいたい「山、川、空、海」だよね』と結構決めつけていました(自分の固定概念に支配されてました(笑))。ただし、グランドキャニオンの様に「そこにしかない」唯一の存在は少し気になっていました。それでも、一回行けたら良いかなと言う程度の気持ちで、興味は薄かったです。
だから、何度かアメリカへ行く中で、「そろそろ行くところもなくなってきたし、一回だけ行ってみよう」と思い、定番のグランドキャニオンなど、その近辺へ行くことにしました。


2 リアルとアンリアル

自然のすごいところは、
リアルとアンリアルで全く違うと言うことです。
だから、行かなきゃ分かりません。
行った人にしか分かりません。
さらに、これは五感で感じられなければ、ピンと来ないでしょう。

世界の絶景と呼ばれる場所は、日本にいてもポスターやカレンダー、映画やドラマなどで目にすることはありますよね。そう言ったものでも「あぁすごいなぁ」って言うのは分かります。だから、例えばグランドキャニオンがすごいとか、○○国立公園はきれいだとか、そう言うのは頭に入っているんです。

ところが、そう言った画像には景色の距離感やスケール感、風、空気、音などがありません。リアルとはそれらが実感できるのです。その平面的なものが一気に手前に盛り上がり、活き活きとしたらどうでしょう。それがリアルです。

目の前に、グランドキャニオンが広がり、今自分はそこに自分の足で立っていて、吹き付ける風を感じ、風を聴き、太陽の美しさに感動し、そらを見上げ地球の広さを目の当たりにし、人間が地球のたった一部であることに気付き、会社と言う存在の細かさ小ささや、人生の枠がいかに小さく、固定概念の中で生きていたのかを、実感するのです。

これがリアルとアンリアルの違いです。

リアルは、全てを身体全体で感じさせるのです。


3 五感が磨かれる

そう言う体験は、必然的に五感を磨き、感性を高めます。
色んなことに感じられるようになると、「あっ、こんなことも幸せに感じるんだ」と言う新しい発見も増えます。同じように「こんなことやったら面白そう」と好奇心も刺激され、自分から枠の外に目が向くようになります。

五感が固定概念から自分を解放してくれるのです。

そう考えると自然の恩恵って、本当にありがたいものですね。


4 だから、人生を大きく見ることが出来る

こうして自然と触れ合えば、自然に人生を俯瞰できますし、五感が磨かれれば、自分の枠の外に目が向きます。この「自分の感性」言い換えれば直感とも言えますが、これを礎に人生を歩めたら、どれだけ素晴らしい人生が待ってるでしょうか。

少なくとも、自分の人生に大事なものへ一歩近づくのではないでしょうか。

きっとそれを知って一生を終える人は少ないように思います。
人生に「何事もやり始めるのに遅すぎることは無い」と信じていますが、
生きてるうちであれば、それに気づくことは、例えいつであっても遅くは無いと思うのです。


おまけ

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