カードが刺さらない時

カードスローイングを長く続けていても、今日は全然刺さらないな、という日があります。そういう日は、「なぜだろう」と様々な原因に思いを巡らすものですが、そこで思い当たったことをいくつか書いておきます。

①無駄な力が入っている
力みがあるとカードが刺さりにくくなります。意識できない力みが、体や心の疲れから生まれていることがあります。

②緊張やあせり
たとえば、日頃一人で練習していると、誰か他の人がいると緊張してタッチが変わってしまうことがあるものです。そういう場合も力みにつながり、まったく刺さらないこともあります。

③的の置き方
実は、カードの刺さる刺さらないは環境要因と的の材質によるところが大きいのですが、常に同じ的を使って同じ場所でやっていても、ちょっと置き方が違うだけで刺さりにくくなることがあります。

④故障
手首、肘、肩に痛みなどはないでしょうか。カードは繊細なので体の状態をそのまま反映します。

⑤湿度
湿度が低かったり、手が乾燥しすぎていたりすると、カードが滑りやすくなります。

⑥フォームの乱れ
知らず知らずのうちに、基本的なことが崩れてしまっている場合があります。そういう場合も刺さりにくくなります。

【対処法】
上記のなかで原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除きますが、よくわからない場合もあります。そういうケースだと、私は左手で投げてみたり、距離を変えたり、といった目先の転換を図ります。また、精神がぐらついているときは、いったん距離を縮めて刺さるポイントを探ってから再び元の距離に戻してもいいでしょう。あるいは別のカードを使ってみるのも一つの手です。
それでもうまくいかないときは、その日の練習をやめて翌日に仕切り直すと状態が戻っていることもあります。
いずれにせよ、かなり精神的な部分が大きいと感じています。

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