Tabi

フリースタイルヌンチャク/カードスローイング/棍術/その他武器術

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最近の記事

カードが刺さらない時

カードスローイングを長く続けていても、今日は全然刺さらないな、という日があります。そういう日は、「なぜだろう」と様々な原因に思いを巡らすものですが、そこで思い当たったことをいくつか書いておきます。 ①無駄な力が入っている 力みがあるとカードが刺さりにくくなります。意識できない力みが、体や心の疲れから生まれていることがあります。 ②緊張やあせり たとえば、日頃一人で練習していると、誰か他の人がいると緊張してタッチが変わってしまうことがあるものです。そういう場合も力みにつなが

    • 動く的へのカードスローイングの種明かしと考察

      まずはこちらのスローイングをご覧ください。私が、カードスローイングオンライン発表会01のフリースタイル部門に投稿したものです。 私にとってもまだまだ偶然の成功としかいえない技ですが、偶然の起こる確率を上げるヒントらしきものはなんとなく見えてきたので、シェアしようと思います。そこから、さらに進化したパフォーマンスが生まれることを願って。 まず、いきなり種明かしをしてしまいましょう。私は自由に飛んでいる物体にカードをぶつけることはできません。(まだ成功率は低いながら)できること

      • カードスローイングに適したトランプ・カードについて

        投げるだけであれば、基本的にはどのようなトランプでも投げることができます。 ですから、今回の文章は、より使いやすいものはなにかという視点でお読みいただければと思います。 (大きさ) トランプには、ポーカーサイズとブリッジサイズの二種類があります。 ポーカーサイズ:88×63mm ブリッジサイズ:88×56mm このように、長さは同一で幅に差があります。 なお、同様に投げることができる、クレジットカードや名刺の標準的サイズは、 クレジットカード:85.60×53.98mm

        • カードスローイングの的探しの旅

          私がカードスローイングを始めた3年ほど前、いわゆるパフォーマンス動画を除いて、カードスローイングの情報、特に初心者向けの練習方法についての解説はほとんどありませんでした。(後に、海外サイトでいろんなレクチャー動画があるのを発見しました) どんなカードがいいのか、どんな持ち方・投げ方をすればいいのか、すべて手探りでしたが、的もそんな試行錯誤のひとつでした。 最初は、紙コップなどを置いてみました。 次に、厚さ1センチくらいの発泡スチロールを使い(なかなか刺さらない)、たどり着い

        カードが刺さらない時

        • 動く的へのカードスローイングの種明かしと考察

        • カードスローイングに適したトランプ・カードについて

        • カードスローイングの的探しの旅

          カードスローイングの推奨距離とTabiの夢

          カードスローイングに決まった距離はありません。最初は1メートルくらいの近距離から投げて感覚を掴み、徐々に距離を開いていきましょう。あとは個人の楽しみの世界です。 なお、世界記録はRick Smith Jr.の216フィート4インチです。メートルに換算すると65.959メートルということで、呆然とするしかないですね。 さて、私が推奨する距離は、自分の身長(もしくはリーチ)、あるいは定距離ならば1.8mです。比較的投げやすく、刺さりやすい距離なのですが、理由はこれだけではあり

          カードスローイングの推奨距離とTabiの夢

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          カードの持ち方:画像編

          カードの持ち方:画像編

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          カードの持ち方の基本

          競技化されていないカードスローイングにルールはありませんし、これからさらに優れた持ち方が出てくる可能性を残した上で、現状Tabiの考える最も安定する持ち方についてお話しします。 まずは、基本の 「端を持って、回転して投げること」 に戻ってみましょう。 この基本さえ守られていれば、カードは飛んでいきます。 では、それを実現するためにどの持ち方がよいのか。 それは、 「人差し指と中指でカードの角(端)を摘み、投げるために手首を折り曲げた折にその手前の角が掌のどこかにつく持ち方」

          カードの持ち方の基本

          カードスローイング道歌解説パート2

          (6)カードにはカードに備わる重さあり引き出すためのわざを磨けよ 「軽いものを重く扱う」とはよく言われることですが、そのためにまず必要なことは、「軽いものの重みを感じること」だと考えています。 例えば、カードを持つ手が力んでしまっていたら、数グラムしかないカードを感じ取ることすらできないでしょう。 持つ指(人差し指と中指)はしっかりと挟む必要がありますが、その一方で常にその重みを感じ、その感覚が抜けないように投げ終えないといけません。 そして、その重みの感覚は、カードが的に刺

          カードスローイング道歌解説パート2

          カードスローイング道歌解説パート1

          Twitterで公開している自作の道歌に初めての解説をつけます。 (1)真っ直ぐに頭(こうべ)立てれば前方に打つべき的の定まりてあり カードスローイングで大切なことの一つが姿勢です。 立っても座っても構いませんが、頭をまっすぐにして的に向け、上半身はそっと骨盤の上に載せるような感覚が良いでしょう。 狙うべき位置は、構えた位置の中心線上、目から口くらいの高さが理想的です。 この位置を常に崩さないことが重要です。 (2)初学には数を打つべし数打てば打った数だけ増しゆく剛(つよ

          カードスローイング道歌解説パート1

          カードスローイング挑戦と基本原理

          初めてカードを投げたのは2018年の秋だったでしょうか。 バイシクルのトラジックロイヤリティというカードだったと思います。 頭の中ではカッコよく飛んでいくはずのカードは、何度投げてもひらひらと宙を力なく彷徨い、床へと転がっていきました。 「これは自分には無理だ」 そう悟った私は、カードスローイングを一旦諦め、ヌンチャクの練習に取り掛かったのでした。 幸い、ヌンチャクは試行錯誤しながらも徐々に上達していくことができました。 そして、半年後。 諦め切れぬカードスローイングについ

          カードスローイング挑戦と基本原理