カードスローイングの推奨距離とTabiの夢

カードスローイングに決まった距離はありません。最初は1メートルくらいの近距離から投げて感覚を掴み、徐々に距離を開いていきましょう。あとは個人の楽しみの世界です。

なお、世界記録はRick Smith Jr.の216フィート4インチです。メートルに換算すると65.959メートルということで、呆然とするしかないですね。

さて、私が推奨する距離は、自分の身長(もしくはリーチ)、あるいは定距離ならば1.8mです。比較的投げやすく、刺さりやすい距離なのですが、理由はこれだけではありません。

皆さんはダーツの的までの距離をご存じですか?ハードダーツで237センチ、ソフトダーツで244センチと公式に定められています。おそらく、ダーツの矢を数十メートル離れたところから的に当てる人はそれなりに存在するでしょう。それでも、わりと短い距離に設定されていることによって、多くの人が参加しやすい、あるいは場所を取らずに行うことができる、より高い精度を競えるなどのメリットがあります。世界のダーツ人口2000万人は、このあたりからも生まれていると思うのです。

カードスローイングの推奨距離が、若干短めではありますが、ダーツに準じているのもそのためです。
そして、これは将来実現するかどうかわかりませんが、ダーツ台にそのままセットできる的を開発することによって、ダーツバーや家庭でカードスローイングを気軽にプレイできるようになったら、より多くの人がカードを手に取ってくれることでしょう。それが、さらなるカードスローイング人口の拡大、技術の向上になると信じています。
「ダーツの軒を借りて母屋を取ってしまえ作戦」とまではいいませんが、投擲競技における巨人であるダーツに少しでも近づけたらいいなと不遜なことを思っているわけです。

そして、何よりもカードはダーツ矢よりも安全です。お洒落なバーでお酒を飲みながら、ちょっとカードを投げてみる。そんなお店があったら素敵ではないでしょうか。これこそが、私の夢であり野望です。

飲食店さんでカードスローイングスペースをお試しで設けてみたい方、お気軽にご連絡下さい。きっと新たな集客手段になるはずです。

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