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生成AIで描きだせ! 理想のスーツケース選手権

Satoru: 岡田さん。

岡田悠: なんですか、Satoruさん。

Satoru: スーツケースって、ありますよね。

岡田悠: ありますね。

Satoru: 先日、ひさしぶりにスーツケースを買い替えました。古いのが壊れたから。

岡田悠: はい。

Satoru: パリ行きの飛行機に搭乗する直前の羽田空港で、取っ手がボキっと折れてしまいまして。

岡田悠: それは災難でしたね。

Satoru: 新しく買ったスーツケースは、ランドセルメーカーでもある協和がつくっている「アクタス」という製品で。

岡田悠: おお。

Satoru: 軽くて、機内に持ち込めるサイズで、前開きできるから小さいブツもかんたんに出し入れできて、タイヤの滑りも良い。気に入ってます。

岡田悠: めちゃくちゃピンクだ。

Satoru: 色は選べるんですけど、あえてピンクにしました。目立つから荷物の取り違えも発生しづらいし、盗難リスクも減らせるだろうと。

岡田悠: なるほど。

Satoru: 私が愛聴するポッドキャスト「ドングリFM」でも、最近の回で「ピンクのスーツケースは盗まれにくい」旨の話をしていて興奮しました。同じこと考えている人がここにも居た!って。

岡田悠: 旅慣れた人たちの共通解なのかもしれない。

Satoru: そういうわけで、私はこのスーツケースにひとまず満足してます。でも、本当のことを言えば、もっと「その先」を見たいのです。

岡田悠: 「その先」?

Satoru: スーツケースには、さらなる進化への道がある。それを人工知能で描いてもらえば、新たな希望が光さすのではないか。そう思いませんか?

岡田悠: わかりました。

石川大樹: やってみましょう。

Satoru: 暗黒空間から石川さんが顕れ、参加を表明いただきました。

理想のスーツケース選手権
・こんなスーツケース、あったらいいなあ。
・それを画像生成AIに描きだしてもらおう。
・いちばん魅力的な絵を示した人が優勝だ。


Satoruのターン①

Satoru: 私が考えたのは、
    「プロペラがついて
     空を飛んでいる
     スーツケース」

Satoru: あれ?

岡田悠: 飛行機しか空を飛んでない。

石川大樹: 積み忘れの荷物みたいになっちゃった。

Satoru: うーん、指示文がよくなかったかな。
     別の生成AIで再挑戦させてください。
    「飛行機に乗り遅れても、
     自分で空を飛んで、
     旅先まで連れて行ってくれる
     スーツケース
」。

岡田悠: すごいこと言い出したな。

Satoru: はたしてどうなるか…?

岡田悠: 夢の世界?

石川大樹: スーツケースの概念を超越してきた。

岡田悠のターン①

岡田悠: 次は僕の番ですね。
     こういうのはどうでしょう。
    「カップラーメンを
     最も効率的に収納できる
     カップラーメン専用
     スーツケース
」。  

Satoru: おおっ、見事にカップラーメンだらけだ。

岡田悠:これは以前、ラジオでSatoruさんが「アメリカの物価が高すぎるから食事用にカップラーメンを持っていくが、かさばるのが困る」と言っていたことにヒントを得ました。

Satoru:普段は靴の中に入れています。

岡田悠:ChatGPTのプラグイン機能で描いたんですが、どういう意図で書いたかも説明してくれるんですよね。この絵については、「カップラーメンを縦にしまえることが特徴」と言っていました。

石川大樹: 以前にラジオのゲストに来てくれた拙攻さんの、旅先で買った缶ビールが敷き詰められたスーツケースの写真を思い出しますね。

Satoru:たしかに。

Satoru: でもこれは良いなあ。全部のパラメーターを潔くカップラーメンに振り切った旅行。

岡田悠: カップラーメン以外は何もかも現地調達。

Satoru: 一回くらいは試してみる価値があるかも?

岡田悠: Satoruさんの次の出張はこれでお願いします。

石川大樹のターン①

石川大樹: 僕はこんなのを考えてみました。
      「非常時に、
     船になるスーツケース
」。 

Satoru:すごいのが出てきた。

石川大樹: 代償として荷物が入らなくなりました。

岡田悠: なんかサイズ感が異様ですね。

Satoru: 船が小さすぎるのか、スーツケースが大きすぎるのか。

石川大樹:安全な旅をお約束することはできそうです。

岡田悠:実は僕も同じようなのを考えたんですが、

岡田悠:どっちかというと遭難しました。

Satoru:あくびしてる。

Satoruのターン②

Satoru: それでは2巡目にまいりましょう。
    「拡張して、
     内部で寝ることができる
     スーツケース」

岡田悠: おっ、これは良さそうですね。

Satoru: でも赤ちゃんしか寝られないサイズか?

石川大樹: 時計もあるし、ベッドの底部に収納スペースもありそうだし、なかなか悪くない気がします。

Satoru: たしかに。しかし改めて画像生成AIってすごいなあ。

岡田悠: ふつうに感心してしまった。

岡田悠のターン②

岡田悠: それではいきますね。
      「旅先で、
     客引きを相手に
     代わりに値段交渉をしてくれる
     スーツケース
」。 

Satoru: おお~!

石川大樹:中東っぽい風景に未来感あふれるスーツケース。

Satoru: そのギャップがいい雰囲気を醸しているなぁ。

岡田悠: こんなのがあったら頼もしいだろうな。もうぼったくられることもない。

Satoru: いや、売り手は売り手でべつのスーツケースを用意してるかも。 

石川大樹:値切り用スーツケース vs. ぼったくり用スーツケース。

岡田悠: 旅情なき世界だ。

石川大樹のターン②

石川大樹: 私はこんなのを考えてみました。
      「どんな狭いすき間にも
     変形して入る、
     とても柔らかいスーツケース
」。 

Satoru: 密入国にチャレンジしている人?

岡田悠: 犯罪だ。

石川大樹: 思ってたのと全然違うのが出てきちゃいました。むしろ「着れるスーツケース」かな。これは。

岡田悠: 温かそうではあるな。

Satoru: これが楽天市場にいきなり出てきたら驚くだろうな。

岡田悠: そんな日がいつか来るかもしれない。

Satoruのターン③

Satoru: 「行きたい旅行先の航空券を
     無限に刷ってくれる
     スーツケース」

岡田悠: また犯罪だ。

Satoru: いえいえ、あくまで「理想」の話ですよ。航空券を無限に刷っても許される世界の話です。

Satoru: うん?

岡田悠: なんか違うのが出てきた。

石川大樹: 航空券というより、預け入れの荷物に貼るシール?

Satoru: そんなのが無限に出てきても嬉しくなさすぎる。

岡田悠: これがSatoruさんの理想の世界ということで。

岡田悠のターン③

岡田悠:「盗まれると爆発するスーツケース」。

Satoru: 最悪の犯罪じゃないですか!

岡田悠: 泥棒に盗まれるよりも、いっそのこと。

石川大樹: よく見ると不審者っぽい人が空中に浮いてますね。

Satoru: 全体的に不安な絵だけど、妙に惹きつけられる部分もあって、なんだか目が離せない。生成AIの恐ろしさがだんだん分かってきました。

岡田悠: 企画の趣旨が変わってきたぞ。

石川大樹のターン③

石川大樹: 最後は僕ですね。
      「食べ物でできた、
     食べられるスーツケース
」。 

岡田悠: おお、なんかポップですね。

石川大樹: 食べ物にしては質感がプラスチックっぽいですけど。

岡田悠: でも実際にありそうだ。

石川大樹: ふつうにスーツケースのデザインとしてかわいいかも。

Satoru: いちばん手前のやつは、ただのハンバーガーですね。

岡田悠: これを肩に担いで旅行するのか。

Satoruと岡田悠の「超旅ラジオ」①


Satoruと岡田悠の「超旅ラジオ」②

結果発表

Satoru: というわけで、いろいろな生成画像を見てきましたが。

岡田悠: どれがいちばん「理想のスーツケース」か。

石川大樹: ここで決めましょう。

優勝は……

岡田さんの「客引きを相手に値段交渉してくれるスーツケース」!

岡田悠: やった~!

石川大樹: いちばん「理想」に近いというか、未来感がありました。

Satoru: ちなみに最下位は「盗まれると爆発するスーツケース」でした。

(おわり)

(ここから先は、ロスト・バゲージ・クラブの会員限定で、さらなる理想のスーツケース画像の紹介や、次回の企画の相談を持ちかけるなどしております。ご興味のあられる方は、どうぞ!)

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