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旅先のワイナリー三昧と価値観の違い

今、近くの州に旅行に来ている。ここでは、ワイナリー三昧。驚くほど美味しいワインを作るおしゃれなワイナリーと、衝撃的な程まずいワインを作る素朴なワイナリーを経験した。可も不可もない普通のワイナリーも。どこに行っても、人々が優しくて、居心地が良かった。

旅先で、夫はまた色々とものを買っている。それを見ると、やっぱりちょっとうんざりする。どこかに行ったり、食べたり飲んだりすることにお金を使うのはいい。百歩譲って、旅先でしか買えないものを買うのもあり。でも、どこでも買えそうな必要もない洋服をなぜ旅先で買うのか、全く理解不能。絶対に使わないであろう木製のボードゲームを買うのは止めた。ものを買うことに喜びを感じる夫と、ものではなく経験にお金を使いたい私。

なるべく目をつぶる、または目を背けてやり過ごすようにしている。私のやりたいことはすべてやらせてくれるし、一緒に経験を分かち合える夫がいるのは幸せ。でも、旅先では価値観の違いが浮き彫りになってしまって、もやもやする。心から楽しめない。

ただ景色のよい場所を散歩したり、美味しいワインを飲んで感動を分け合ったり、まずいワインを飲んで笑い合ったり、その土地にしかないものを見たり食べたりしたいだけ。それで十分なはずなのに。

今日は、雨の中、夫の好きなチームのアメフトの試合観戦に行く予定。きっと面白い経験になるだろう。雨でびしょ濡れになっても、応援するチームが負けても、楽しでこよう。夫はきっとまたチームのグッズを色々と買うだろうけれど、そこは目をつぶって。

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