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twitterをさかのぼるvol.5 - 着地点、平和をいいかえてみる


―――平和を、こむずかしくかんがえない。ともに生きること。 (2018/7)


学生のころあんなに考えていた「平和」っていう言葉は、

東京にきたとたんに、意識たかい優等生レッテルを

ふたたび貼られてしまったようなきがして

なんだか使い心地が悪くなってしまって。

少し躊躇するようになって、ここ4年と半年、

旅をつくるという仕事をとおして

それに代わるやわらかい言葉をさがしてた。


やっと、「ともに生きること」、そんな感じだろうとおもった。

このシンプルな表現のうらっかわに、

たくさんの想いと注釈があるのだけど、

それはこれっぽっちも伝わらなくたっていい。

(vol.1からの流れがすべて)


全部、旅を考えることからはじまったとおもう。

旅をする意味ってなんなんだろうって、

云々とかんがえていたことが、

学生のころに考えていたことと重なって、

たくさんの経験と出会いと対話を通じて

等身大の言葉になって、

わたしの中ですんなり消化された。


この不条理な世界で、それでも、

わたしたちはともに生きていく。

あたたかさと、優しさをもって。

そのヒントを旅は、あたえてくれる。

旅と、平和。


平和という言葉をつかわずに、

平和について話せるようになったら

わたしの第一章は終わろうときめてた。

だから、おーわり。

第二章のはじまりはじまり。



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