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【結】夢現で見た死後の世界と愛の行方

リビングで倒れ込むように寝込んだ日があった。

その日は朝から調子が悪く何かきつかった。

うつらうつら。

ボーっと寝てるのか起きてるのかよくわからない。

そこで一瞬夢を見て、その夢をこのnoteに書かなきゃと思いながら風呂に入って。

そうこうしていると、何故だか色々なイメージが頭に傾れ込んでくる。

今回の旅のテーマは「愛」

ちょっと不思議で心温まる旅のお話しです。

離婚した両親の夢

私の両親は私が20代後半の頃に離婚した。

一人暮らしして長かったし、もう家族でどうこうもなかったから「色々事情があるんだろうな。」と冷静に受け止めつつも、やっぱり悲しかった。

今も両親とも交流はあるけど、両親揃って夢に出てきたのは、もしかしたら始めてかもしれない。

突然、夢の中で怒っている父がおり、私が何故怒っているのか聞いたら「退職を予告されていた日を遅くできないか勝手に母が知り合いを通じて会社に頼んでいた。」というもの。

だけど結局結果は変わらず、余計なことをされたと怒っているらしい。

ああ、母はそういうとこあったなー。
でもね、それって、、

「一生懸命働いてきた大切な会社でしょ?
だから母も何かできないかってしたんじゃない?」

そう言うと「ああ、そうだな。」と納得した父がおり、母の顔は見えなかったが、離婚したけどやっぱり愛してたんだなと思った瞬間、何故か起きなきゃと目が覚めた。

しかし体が動かない。きつい。でも起きないと。

何とか起きた瞬間、何かスーッと体が楽になった。

夢現で見た死後の世界

この夢は忘れては駄目な気がする。

そんな頭がボーッとした中、風呂に入った。

そうしたら何故か自分が死んだ後のイメージが頭に浮かび出した。

まず、最初に会うのはウサギのミミスケだった。

亡くなるとき立ち会えなかった分、思いっきり抱きしめて、その後は肩に乗せる。そして今までを振り返りながら色々な場所に行く。

何故か縁あったウサギ。私は記憶にないけど、私が小さい頃に両親もウサギを飼ってたらしく、私も結婚して何故か飼うことになり、当時それを父に話したら妙に不思議がってた。

ああ、多分同じウサギちゃんだったようだ。

多分あのとき帰ってきて、またここで待っててくれたらしい。

ミミスケの男前な写真。

辿り着く場所

色々な人に会う、、というより回想の旅をしながら出口らしき所まで来た。

最後はやっぱり妻と息子が待っていた。

そしてこう話した。

「一緒に居てくれて本当にありがとう。もう同じ世界には来ないけど、また違う世界、違う人で会おう。」

そうして、私はそのドアの向こうに行く。

今の私はこれで本当に終わり。

でもその先は途方もなく綺麗に見えた。

そのときの私が満面の笑みだったのが印象深かった。

ああ、旅を繰り返してきてるんだな。

そして、どうやらこの世界は何度めかの旅で、明確に目的があるらしい。

残りの人生でそれを見つけなきゃ。

我が家の黄昏カフェ。
黄泉の国に行く前にはここで黄昏れます。

まとめ 今を生きる

ボーっとした頭が徐々に戻っていく。

そして今日という一日は、ちょっと迷い込んでしまっていたことに気づいた。

パラレルワールドをあちこち行き来しているんだと、鏡に映る自分の目を見て確信した。

こういう体験を文字にすると、何か陳腐でただの妄想のように思えてくる。

だけど違う。それは確かに在る。

私達は、目で見て体験したことが「全て」だと認識する。だけど、目に見えなくても、それは確かに在る。

こんなの氷山の一角で、世の中に出ていない真実は無限に在るのだろう。

謎を解いても解いても先がある。

そして、現実という旅は明日もやってくる。

朝起きて準備して会社に行き、家に帰って寝る。

およそそこに埋もれていると、不思議な体験や一瞬感じた真実らしきものは砂で出来ていたかの如く風に流され消滅する。

ただそうだとしても、前へ進むのが人生。

前へ前へ。

私もあなたもきっと何かを探している。

それが何なんか分からないし、到達する人はほんの一握りなんだろう。

でも一つでけ言えることは、私達は確かに愛を探している。

形は違うだろう。でもそれは間違いない。

私は、夢と夢現の中でそれを感じた。

男性の諸君。

愛する人を見つけたら守っていかないといけないよ。

女性の諸君。

愛する人を見つけたら寄り添ってあげないといけないよ。

縁あって糸が繋がるこの旅路。その人は、どこか別の世界でも縁あった人に違いないから。

また会おう。

それが愛の行方。

起承転結。

行く末はここだったらしい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう。

※以前書いた「起」「承」「転」で止まっていた記事の「結」が書けずにいたのですが、今回の記事がそれに当たると思い「結」としました。今回の記事は書こうと思って書いたわけではなく、ただ頭に流れてきたイメージをそのまま書いたものです。どう捉えるかは人それぞれですが「そんなこともあるかもな」って思うと、人生という旅がより楽しくなる気がします。

「起」

「承」

「転」


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