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四国に行ったら一度は乗ってみたい!「アンパンマン列車」

旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。

日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。

旅の話が尽きないTABIFLEEEEEKです。日本国内を旅していると、その地域にしかない特別な列車が存在していてテンションがあがってしまう!という方も多いのではないでしょうか。特にキャラクター列車はもう・・ファンにはたまらないですよね。本日は四国を訪れたら間違いなく乗りたい!アンパンマン列車をご紹介します。それー、ゆけー、アンパンマーン〜♪

今回の旅プランを教えてくれたのはメンバーの電車旅が大好きなKさんです。


アンパンマン列車

四国4県に必ず1つは走っているアンパンマン列車。四国を代表するキャラクター列車の1つです。アンパンマン作者のやなせたかしさんが高知県ご出身であることをきっかけに、四国を盛り上げるためにと、JR四国とのコラボが実現しました。2000年から運用を始め、路線を拡大、リニューアルを繰り返し、今日でも四国の至るところで乗ることができます。

◾️四国を走るアンパンマン列車◾️
四国を走るアンパンマン列車は、2000年10月に岡山駅と高知駅を結ぶ特急列車として誕生し、現在では計5種類の列車(21両)が四国各地で運転しています。
★虹のデザインがかわいい【予讃線8000系アンパンマン列車】
★アンパンマンとばいきんまんの大きな顔が描かれた2両がある【予讃線宇和海アンパンマン列車】
★あかときいろの2種類の列車がある【土讃線あかい・きいろいアンパンマン列車】
★車内にお子様が遊べる空間がある【ゆうゆうアンパンマンカー】
★窓枠がなく肌で潮風を感じながら列車の旅が楽しめる【瀬戸大橋アンパンマントロッコ】

アンパンマン公式ポータルサイトより引用

では、ここからそれぞれの路線の特徴を説明していきます。

予讃線8000系アンパンマン列車(特急しおかぜ・いしづち アンパンマン編成)

岡山~松山間の特急しおかぜ号は1日2往復、高松~松山間の特急いしづち号は1日3往復でアンパンマン列車が運用されています。

特急しおかぜ・いしづち号の元の塗装(2022年12月、丸亀駅にて撮影)

この列車の1号車の後ろ半分がアンパンマンルームになっており、指定席料金で乗ることができます。1区間だけの乗車も可能ですよ!アンパンマンシートのかわいさはさることながら、このようなアンパンマンのキャラクターが至る所に施されたルームなんです。

JR四国ホームページより引用 (c)やなせたかし/フレーベル館・TMS/NTV Copyright
JR四国ホームページより引用 (c)やなせたかし/フレーベル館・TMS/NTV Copyright

1号車以外の車両は、シートなどは普通仕様ですが、天井にアンパンマンのイラストが描いてあります。

丸亀駅にて撮影(2022年12月28日撮影)

予讃線 特急宇和海アンパンマン列車

松山~宇和島までを結ぶアンパンマン列車。先ほどご紹介した予讃線8000系アンパンマン列車とお揃いの虹をイメージした列車ですが、外装の絵柄は違うので、違いを見つけて楽しんでみてください。2両で運用されており、この編成ではアンパンマンシートはなく普通の座席ですが、(指定席、自由席はあり)車内の天井にアンパンマンのキャラクターが描かれています。

土讃線あかい・きいろいアンパンマン列車(特急南風号)

岡山~高知までを結ぶ特急列車で基本的に上りと下りでそれぞれ1時間に1本運用があります。ただ1日に数本、写真のようなアンパンマン列車が走ります。

高知駅にて(2023年1月撮影)
阿波池田駅(2023年2月撮影)

高知までのアンパンマン列車はこのように赤い色、黄色い色のアンパンマン列車が、走っています。さらに1日に1本だけ、宇多津駅でアンパンマン列車と普通の塗装列車の連結、分離シーンをみることができるんです。なかなか面白いシーンなので、TABIFLEEEEEKで生中継をして旅好きの皆さんにシェアしてみました。

生中継!TABIFLEEEEEKのタビサキ中継(宇多津駅でのドッキングの様子)

内装はアンパンマンのシートになっており、天井にもアンパンマンのキャラクターが描かれています。

2022年7月撮影
デッキの様子(2022年7月撮影)
デッキの様子(2022年7月撮影)
デッキの様子(2022年7月撮影)
デッキの様子(2022年7月撮影)

ゆうゆうアンパンマンカー

徳島~阿波池田を土日祝日、春休み、夏休み、冬休みの期間限定で、1日2往復運転する列車。特急剣山号の一部列車に組み込まれて運転しています。この列車の特徴は、座席と遊ぶスペースの両方があること。ただし、遊ぶスペースに入るには予め、ゆうゆうアンパンマンカーのチケットを購入する必要がありますのでご注意ください。

アンパンマントロッコ列車

高松または琴平~岡山間を土日祝、春休み、夏休みの期間限定で運行される列車。冬期期間は土日祝や冬休みシーズンでも運行されません。瀬戸大橋を通る列車で瀬戸大橋上は、トロッコ部分に乗ることが可能です。(実際に乗車した時の様子を後ほどご紹介します!)

アンパンマン列車に乗る際の裏技

JR四国ホームページより引用(2024年4月3日)

目的地に行く際に2種類以上のアンパンマン列車に乗る
アンパンマン列車せっかくなら複数の列車を見てみたい!乗ってみたいですよね。1本で目的地へ行くことはできるのですが、あえて乗り換えを挟んで、2種類以上の列車を楽しむことをおすすめします。例えば高知出発であれば、乗換駅は多度津以外に丸亀、宇多津駅が可能など、実際に乗車したルートの一例を掲載しておきます。

ルート①
高知 14時13分発
↓南風18号(土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車
多度津 15時58分着
多度津 16時25分発
↓しおかぜ22号(予讃線8000系アンパンマン列車
岡山 17時11分

ルート②
徳島 9時00分発
↓ 剣山3号(ゆうゆうアンパンマンカー
阿波池田 10時15分着
阿波池田 10時20分発
↓ 南風3号(土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車
高知 11時30分

1日でアンパンマン列車全制覇
注意:今から説明する方法は、料金、切符面は一切考慮しておらず、あくまでも時刻表上、この方法であれば乗り継ぐことができるというご紹介です。これ以外の方法はぜひ時刻表を見ながら楽しんでみてください。そして毎日は運行していないので、土日祝、春休み、GW、夏休みシーズン限定であることも併せてご注意ください。

高松 9時13分
↓瀬戸大橋アンパンマントロッコ2号(瀬戸大橋アンパンマントロッコ号
岡山 10時44分(※1)
岡山 11時05分(※1)
↓南風7号(土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車
大歩危 12時53分
大歩危 13時05分
↓南風14号(土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車
阿波池田 13時22分
阿波池田 14時30分
↓剣山8号(ゆうゆうアンパンマンカー
徳島 15時51分
徳島 16時45分
↓うずしお22号(2700系、アンパンマン塗装ではありません)
宇多津 18時03分
宇多津 18時09分
↓特急しおかぜ21号(予讃線8000系アンパンマン列車
松山 20時28分
松山 22時00分
↓宇和海31号(宇和海アンパンマン列車
宇和島 23時19分
(※1)今回の設定では岡山駅にしていますが、途中の児島駅でも同じ列車に乗り継ぐことはできます。

アンパンマン列車の名シーン?!が見られるポイント
◾️列車同士の連結シーン

①8時00分 松山駅 予讃線8000系アンパンマン列車同士
②9時55分 宇多津駅 土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車と2700系特急列車

◾️横並び停車のシーン
①10時12分 児島駅 (土日祝、春休み、GW、夏休み限定)瀬戸大橋アンパンマントロッコと土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車が並ぶ
※両方同時の写真撮影は、難易度が高いです。
②11時44分 宇多津駅 土讃線あかいorきいろいアンパンマン列車と2700系特急列車が分かれる
③14時20分 松山駅 予讃線8000系アンパンマン列車と宇和海アンパンマン列車が同じホーム上に並ぶ

アンパンマン列車 見逃したくないポイント
・車内の写真を撮る(迷惑にならない程度で)。自席だけじゃなく、デッキや他の場所にも装飾があるので、目的地に到着するまでぜひ楽しんでください。とにかく可愛いアンパンマン列車。撮影の手が止まりません。
・アンパンマンの車内チャイム「みなさんこんにちは!僕アンパンマン!〜」お馴染みの声でお迎えしてくれます。発車時刻ギリギリではなく、ぜひこのチャイムを楽しめるようお時間に余裕を持ってご乗車ください。

瀬戸大橋アンパンマントロッコ乗車レポート

先日乗ってきたばかりほやほやの、瀬戸大橋アンパンマントロッコ2号(高松9時13分発→岡山10時44分着)の様子をレポします。これに乗って岡山到着後は高松へ帰りました。

高松駅4番線ホームから乗車
反対側はこんな感じです

早速乗り込みます。トロッコの部分は坂出~児島間しか乗れないので、まず客席部分の紹介です。

早速、アンパンマンのキャラクターが天井や壁などに描かれていてテンションが上がってきました。

座席のふわふわなシートにも可愛いイラストがたくさん描かれています。

こんなところにまでアンパンマン!席の横にあったカーテンをしめたらこんなアンパンマンが描かれていました。

出発するとしばらくしてからアンパンマントロッコの記念乗車証が配られます。後ろはアンパンマントロッコのスタンプを押せる仕様です。

見渡す限りアンパンマンの世界!いろんなキャラクターが描かれています。

楽しんでいるうちにあっという間に坂出駅に着きました。トロッコ車両が開放されたので、早速トロッコ車両側に乗り込みます。

トロッコ列車なので、窓はなく、木の椅子は硬いですが、アンパンマンと瀬戸大橋を駆け抜ける風に癒されました。

座席の横にはドキンちゃんのかわいい模型がありました。

壁面にもキャラクターが描かれていますね。

これ誰だったかなぁ・・アンパンマンのキャラクターがとにかくたくさんいるので予習が必要ですね(๑>◡<๑)。

トロッコ車両のなかにはガラス越しで下を見れるところもあります。ちなみに橋の下は瀬戸内海です。

アンパンマントロッコに乗った際の乗車の証となる写真も撮ることができます。記念に一枚どうでしょうか。

その後、児島駅に10時05分に到着し、10時15分に出発します。児島駅到着中に横で土讃線あかいアンパンマン列車を見ることができましたが、撮影場所が決まる前に行ってしまったので写真はありません。

乗る際の注意点
乗車したのが3月でしたが、トロッコ部分は窓がなく、瀬戸大橋の上を走るので、かなり寒かったです。時期によってはコートなど厚手の用意があった方がいいかもしれません。

アンパンマンシート予約方法

JR四国のホームページより予約。空席案内で"アンパンマン"と書いてある列車名がアンパンマンシート。だいたいの列車には、アンパンマンシートの他に、普通の指定席もありますので、空席案内を見る際は必ずアンパンマンというところを見る必要があります。みどりの窓口など対面で買う際は、かならず、「(列車名)をアンパンマンシートでお願いします」と伝えることが必要です。

注意点
・列車の検査、運用の関係で急遽予告なしにアンパンマン列車ではない列車  
 で走る場合がありますが、払戻し等はありません。
・特急宇和海号のアンパンマン列車は、アンパンマンシートがありません。
・切符購入は他のJRの鉄道会社と同じ1ヶ月前の午前10時から
・アンパンマンシートは基本的に特急の指定席料金と同じ額で乗車可能
・席数が限られているため、予約は争奪戦を覚悟

最後に

JR四国の旅行販売店、JR四国ツアーズではアンパンマン列車を組み込んだパッケージツアーも販売されています。さらに、列車だけでは満足できない方には、高松駅から程近くにあるクレメントホテル高松のアンパンマンルームにご宿泊してみてはいかがでしょうか。その他にもアンパンマン推しの四国の売店にはアンパンマン列車のおもちゃ、アンパンマン弁当などが販売されていますので、ぜひ四国への旅の際にはアンパンマン列車に乗ってみてください。

まとめ

四国に行ったら一度は乗ってみたい!「アンパンマン列車」お楽しみいただけましたでしょうか。とにかく可愛い!これは小さな子どもじゃなくてもテンションがあがってしまう列車ですね。キャラクター列車を旅の目的にするのもいいですね。他にもたくさんのキャラクターがあるので、どんな工夫がされているのか気になります。次はどんな旅をされるのか、またお話聞かせてください。

今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。

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