【さかばなし42】鍋の礼儀
「さかばなし」は、酒場(さかば)であった、ちょっとしたエピソード(はなし)について綴っています。「さかば」の「はなし」で、「さかばなし」です。
職場からほど近くにある酒場を訪れていた。会社の宴会だった。コロナでしばらく宴会らしきものはなかったが、ここ一年で一気にコロナ前のような雰囲気に戻った。
こちらの酒場、コロナを機に料理は個々盛りになった。店にとっては手間だろうが、客にとっては嬉しい。とりわけの手間もなくなった。
刺身大皿で供されるより、個々盛りは本当にありがたい。