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【東京】台風近づく東京銀座。甘いギムレットに懐かしさを憶える(1/2) 2019年9月21日(土)-22日(日)

2019年9月、2018年に東京へジビエ・川魚を食べに旅行して以来、再び家族3人で訪れることになりました。この旅では、オタク気質のムスメが、前回大喜びで秋葉原観光をしましたので、今回はサブカルの聖地「中野ブロードウェイ」を訪ねることにしました。
注)2019年9月の記事になります。


⚪︎中野サンモールをぶらぶら歩いてランチタイム

またまた東京へ行くことになりました。前の年は神田にあるホテルに泊まり、秋葉原観光をしつつ、ジビエだどぜうだと色々楽しみましたが、今回は銀座に宿を取り、そして中野まで足を伸ばし、「中野ブロードウェイ」にでも寄ってみようかと考えていました。

ですが、東京に向けて台風が近づいているようでしたので、その動向に気をつけながら観光をしようと考えました。

さてさて、東京駅に到着すると、まずは中野を目指し、中野駅のすぐ目の前の中野サンモール商店街で昼食をとることにしました。

商店街の裏路地もまた良い

人がごった返すメインの通り、そして飲食店がひしめく裏路地がとてもいい雰囲気です。角を曲がるたびに違う光景が目に飛び込んできて、歩いていてまったく飽きることがないのです。街歩きが好きなわれわれ、好奇心丸出しであっちこっちと覗いてまわります。

生で「くはーーー」

しばらくそぞろ歩きして、空腹感が高まってきましたので、目に入った「たいよう食堂 中野店」という沖縄料理の店の暖簾をくぐり、テーブル席に腰を下ろしてオリオンの生をぐいっといきます。

台風がやってくる前の独特の湿った空気の暑さの中で呑むオリオンの旨いこと旨いこと。喉越しが良過ぎて、自分の分の生ビールを注文していない妻に「うん、おいしい、ごくごく」と半分ぐらい呑まれてしまいまいた。

ソーキそば

注文したソーキそばは、極めてスタンダードな味わいです。すっきりとした中にしっかりとしたコクのあるスープで、初めてソーキそばを食べるムスメも、「美味しい、美味しい」と麺をすすっていました。

⚪︎中野ブロードウェイへ

中野ブロードウェイ
中野にはまだ昭和が残っていた

昼食を済ませ、目的地の「中野ブロードウェイ」へ。1966年開業の商業ビルは、wikipediaで調べるところ、非常に興味深い紆余曲折の中で今に至るとわかります。

サブカルの聖地だと思うのですが、昭和レトロ漂う食堂・喫茶・美容室が残っているところもまた、文化地層として価値があると感じられました。

老朽化しても非常に貴重な商業施設であることは当然のことながら、いつしか再開発の波も来て、中野全体で議論しなければならないことになるのだろうなあと思いつつ、3時間ほど滞在しました。

村上隆氏の事務所という

不思議な一角があるなあと思って近づいてみると、「中野ジンガロ横丁会」という村上隆氏の事務所のようでした。こういうところもサブカルの聖地ならではの面白さ、愉しさなのでしょう。

⚪︎東京タワー見物から、銀座呑み

30数年ぶりの東京タワー

その後、中野から港区まで移動し、東京タワーに昇ってみます。ムスメは東京タワーは初、わたしは30数年ぶり、3回目だったと思います。
いや、気づきませんでしたが、増上寺と東京タワーを同時に見られるアングルがあったのですね。なかなかに豪華なマッチングでした。

ハイボールがいいっすね

と、なんとなんと、東京タワーの下でハイボールが呑める「ハイボールガーデン」なるものがあるので、当然のことながらハイボールで休憩です。

それにしても、東京は蒸し暑く、ハイボールが最高に旨いのです。
盛岡の朝は9月とは思えないほどの涼しさだったので、着替えは半袖を一枚減らし、長袖を一枚増やしていましたが、実際、長袖はいらないほどの気温でした。

空気が乾燥していた岩手とは違い、台風も近いこともあったのでしょうが、秋の気候に慣れつつあった体に、じとりとした湿気が堪えます。

夕闇の銀座

さてさて、ホテルのある銀座戻り、チェックインです。シャワーを浴び、すっきり汗を残したのち、ホテルからほど近いところにある「金の独楽」という居酒屋へ向かいます。

台風が来て、暴風雨の中を食事しに外出するのなら近場が良いなと思って予約しておいたのでした。こちらはいわゆる一軒家レストランで、一階は「銀ZERO」、二階が「金の独楽」と系列店で一階・二階を展開されているようでした。

野菜ソムリエセレクトの生野菜
生シラス
限定のカマ焼き
ほくほくポテト
メニュー

さて、こちらの「金の独楽」は、野菜メニューが充実していると公式サイトで見ていたとおり、野菜ソムリエ荻山さんセレクトの生野菜盛り合わせをはじめ、三種のポテトフライ、カモと無花果のサラダなどなど、野菜を使った料理がとても美味しかったです。

個人的には、野菜を使った料理は、ぬか漬けとか煮浸しとか、燗酒にあうものを好みますが、家族で来るとサラダをはじめ生野菜類は多くなります。

魚介系の酒肴も注文します。鯵なめろう、生シラス、数量限定カンパチのカマ焼きを注文し、どれも鮮度が良くて満足の味わいでした。やはり、築地が近くて良いものが仕入れられるのでしょうか。

ムスメはというと、カンパチのカマ焼きが大いに気に入ったらしく、最後の最後まで、骨と皮の間をつついて身をほじくっていました。

酒は、「プレミアムモルツ」の生でスタートし、「大信州」の秋あがりから、あまり盛岡でお目にかかれない「勝駒」と、一合ずつ呑んでいきます。こちらの店は、日本酒にも力を入れているらしく、品揃えは中々のものでして、日本酒を目当てに足繁く通っている常連客も多いように見受けられました。

(1/2へつづきます。)

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