（この記事は２０２０年９月４日から四国のお遍路を廻った日記です。）

お山を歩くぜよ。

今日は、奈半利(なはり)から27番札所「神峯（こうのみね）寺」をお参りして安芸（あき）市まで25 キロコース！

いつもより距離が短いとあなどるなかれ。お寺までは、標高450メートル登るのだ！
天気予報は曇り雨、しかも四国全域に雷注意報がでていた⛈️

風も強くて海も荒れてる。

山の上は雨かもね、、、
が、しかし、進むしかない。宿の女将さんがお接待で作ってくれたおにぎりを持って、歩く🍙

湿度100%まとわりつく湿気、汗だくで不快度指数も120%

みよ、この急こう配！

毎度お馴染み！ぐねぐねコンクリートロード👻

正直、昨日の足の疲れが残っていて、雨に降られるのも嫌で、憂鬱と不安がグルグルだったのだけど、どちらも心配してもしょうがない事だな、って歩きながら考える。
分かっているのは今この時、瞬間だけ。2分後も、10 分後も、誰にも分からない。

先の事に期待も、失望もしない。ゼロ、無の境地。般若心経に説いてあることだよね。

プラスマイナス、右往左往してしまう私は、その境地には程遠いけれど、笑。
そんな事をつらつら考えながらで、登ること1時間半。

27番札所「神峯（こうのみね）寺」到着。

ここの手水舎は万病に効くといわれているらしい。
二杯がぶ飲み！冷たくて美味しい！

お寺には本堂（お寺によって御本尊が異なる）と大師堂（御大師様、空海が祀られている）があって、それぞれにお経をあげる。

たまたま同時にお参りしたおばちゃんが、「わたし、ここの御大師様がいっちばん好きなの！ごらんになった！？｣と、いきなり話しかけられて度肝を抜かれつつ、大きいですよね、と言ったら、「ここの御大師様はイチバン男らしいの♡7番さんはヤングメェーンでね、、｣すったらこったらと、御大師様愛をひとり熱弁して、
「ま、がんばってね！」と肩をたたかれました！笑

跡足仏を拝んで、とりあえず膝から下の足をなでたよね、😅
なんだか元気が出て（おばちゃん、わたしよりときめく女子だったな！笑）帰り道は足が痛いのも和らいで、ニヤニヤしながら歩いた(^ム^)

感情っておもしろい。
雨のち晴れ、まさに今日の天気のよう！

そして、無事に（雨にも合わず！）
今日のお宿にたどり着けました(´ω`)