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森の再生作業(千葉県山武市日向の森)

作業に参加すると、いろいろな人に出会う。
ほとんどが、他にも様々な地域で活動されている人です。

日向の森では定期的に作業されているチームがあります。
前回の訪問では森の生物を観察した後、崩れやすくなっていた斜面で木が安定するように「しがら」を作りました。

「しがらとは、漢字で書くと「柵」。さく、とも読むし、しがらみ、とも読む。しがらによって水は土中にゆっくりと染み込み、植物が育ちやすくなり、菌も育まれ、土を固めて安定させる。」

今回は、水場での作業。
午前中は蘆(あし)の刈り取り。枯れた蘆を刈り取ると春になってから新しい蘆が真っ直ぐ伸びやすくなるためと、蘆の中にある水の流れをきれいにするため。

参加者が多かったので作業が進み、刈り取った蘆、笹、セイタカアワダチソウで、トラックがいっぱいになった。12月でも暖かい日でみんな汗だく。

トラックの上の小林泰紘さん

午後は水の湧いているところをきれいにするための「しがら」作り。
トウキョウサンショウウオの山武タイプが棲息しているとのこと。
2-3月に卵をたくさん産んでくれるように。

参加者が多く作業も多いので、名前を伝え合う時間もほとんどないのですが、偶然帰りの電車が一緒になって、お互いの活動を知ることがあります。
今回は星野道夫さん繋がりで話しが弾みました。


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