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【vol.8】資産運用について/資産形成の方程式を使いこなせてますか?

資産運用をはじめる上で「何を」「どのように」「どれだけ」運用していけば良いのかを知らないといけません。一概に資産運用といっても様々な運用方法があります。預貯金も立派な資産運用と言えます。1980年代には預貯金に対して年利5%以上の利息が付いたこともあります。日本の「貯金神話」はここから生まれたのかもしれません。しかし今は年利0.001%程度で全く増えません。時代に合わせた運用をしていくことが正解なのです。

黄金の方程式は2つある

資産運用をしていく上で、2つの方程式を知っておきたいです。シンプルな式ですが根本を理解するためには重要な知識となります。

資産形成=(収入ー支出)+資産×運用利回り

個人で考えれば、これらの3つを実行することで資産を増やすことが可能です。

①年収を増やす
②支出を減らす
③資産を運用する

「年収を増やす」ならばキャリアアップや副業などをする。「支出を減らす」ならば家計簿やルールを決める。これらは誰でもすぐに始められる部分です。問題となるのが「資産を運用する」です。そこで参考にしたいもう一つの方程式があります。

利益=(売却価格ー購入価格)+運用利益

ここでの運用利益とは資産が生み出した利益のことを指します。不動産、株式投資やレンタルをしていればわかりやすいかもしれないです。不動産であれば家賃収入、株式投資ならば配当金、レンタル事業ならばレンタル料です。

多くの物が売却価格よりも購入価格の方が高くなります。そのような場合はトータルリターンで物事を判断することが大切です。

資産力に応じたリスクを取る

リスク許容度という言葉をご存知でしょうか?自分が取れるリスク以上をとってしまうと人生台無しとなる場合があります。資産運用に失敗して命を経つケースもあります。一番最初に理解しておかなければいけないことが「リスク許容度」なのです。

リスクの取り方は、資産規模により異なります。資産額が大きくなるにつれて、リスクを小さくしていかなければいけません。また自分の立ち位置を常々把握しておかないといけません。

1億円の5%は500万円ですが、1000億円の1%は10億円です!資産規模が大きくなるとパーセンテージを下げたとしても大きな利益が出せます。一般的にパーセンテージが低い方がリスクが小さくなると言われます。

ここからわかるとおり、いきなり資産を増やそうとすると大きなリスクを取ることになります。1つ目の方程式通りに収入と支出を管理して長期的な目線で適正なリスクでの運用を心がけたいです。


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