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🌏パース / オーストラリア

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オーストラリア最期の旅に選んだパース。9日間のロードトリップで感じた事をぽつぽつと...
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#ロードトリップ

【パース vol.9】ピンクレイクの色、空の色、雲の色、そしてその下に眠る泥の色、自然の色って美しい。そしてきっと人も同じだ。

ピンクレイク。 ピンク色をした湖の写真を見た時のあの衝撃波今でも覚えている。 Instagramのタイムラインに映し出される鮮やかなピンクの湖。 これは一体何?リタッチ加工? いや、それよりも、私はいつかここに行けるのだろうか?自分の目で観れるのだろうか? そんなあの時の“いつか”が今、目の前にあった。 西オーストラリアには2つのピンクレイクがあるが、私が訪れたのはパースから北に車で6時間強のハットリバー・ラグーン。 西オーストラリア州北部の大きな町、ジェラルトンを拠点に

【パース vol.8】35億年前の生物よ、こんにちは。そしてロブスターさん、いただきます。

ピナクルズ を後にすると既に時刻はお昼を過ぎていた。 お腹が空いた。 食べる物を求めて最寄りの町サバンティーズを目指す。 サバンティーズはロブスターの町だ。 お昼は少し贅沢にインド洋で採れたロブスターにしよう♡ ピナクルズ からサバンティーズに行く道のりの途中にレイク・テティスという塩湖がある。 この超マイナー(失礼!)な湖に実は世界でこことシャークベイでしか生息しないという海洋ストロマトライトがいるらしい。 という事で寄り道をして、その世界で唯一無二の海洋ストロマトライ

【パース vol.7】そこには宇宙が広がっていた

パースに到着してから5日目。 私は北へ北へと車を走らせていた。 海沿いの道を選んだので青い空とインド洋の青い海がドライブのいい友達になってくれている。 天気もよく最高のドライブ日和だ。 CAUTION WILDLIFE IN THIS AREA!! 野生動物に気を付けて!のサインとともにカンガルー、エミュ、ハリネズミのマーク。 カンガルーやエミュはぶつかろうものならこちらも無傷(どころかむしろ死ぬかも!)ではいられない。 私がオーストラリアで郊外で運転する上で一番心配な

【パース vol.6】サーフィン未経験者、27億年前の波に乗る

パースを拠点にする旅も今日で最後。 そして今日が一番のロングドライブだ。 片道約340km、往復8時間をかけてウェーブロックに行く。 Wave Rock 西オーストラリア州最大の都市パース東方約350kmの内陸部にある波状の岩。高さ15m、長さ100mもの波が瞬間に凍結したような造形は、長期間にわたって一定方向から風雨が吹きつけ、1枚岩が湾曲したものである。今の形になったのは、27億年前と推定されている。岩肌に入った無数のラインは、自然にできあがったとは思えない美しさとい

【パース vol.3】 海列車が連れて行ってくれた場所

「千と千尋の神隠し観た?あれの海列車のモデルになったって言われてる場所がパースの近くにあるよ!」 海列車?どういうこと? あんまりピンと来ないけれど、あの有名なシーンの列車があるらしい。 海の上をしゃーっと滑るように走るあの列車。 ワンピースでも出てくる大海原を堂々と走るあの列車(個人的には海列車と言えば千と千尋よりワンピース!)。 それって逆に行かない理由なんてなくない?と、その場でGoogle先生に質問をした事は言うまでもない。 先生によると、海列車があるのはパースか