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自宅でも気軽に映画を楽しめるようになったこの世の中で、映画館で映画を観ることの良さに気付いた。

映画に興味を持ったのは半年ほど前。

きっかけは、↓の記事に書いているように「本を読みだした」から。

本を読んでいると「映画は観たほうが良い」という言葉にたまに出会うことをきっかけに、映画に興味を持ちだした。

もともと映画は好きな方だと思う。家のHDDに100本ほど撮りためているほどには。

ただ映画館に行った回数は、思い出せるほどに少ない。

それから4ヶ月ほどで12度も映画館を訪れた。少しでも興味を持った映画は観てみようと思った。

映画館で観る「没入感」の良さ

映画館で観たことでわかった良さがある。

それは、「没入感」。

真っ暗な空間、迫力のある映像、迫力のある音響、他のものを一切観られない状況。

そして、人の人生を覗き見しているような感覚。

これらが没入感を生み出している。

映画を観ている2時間ほどの時間だけは、日常から非日常へと移動し、他の人の人生を歩む。短い人生の中、他人の人生を経験できる。この体験は貴重だ。

話を知るだけ、知識を得るだけでは、テレビや配信サービスでも十分かもしれないが、没入感を得ることは難しい。

この没入感が大事。没入感により、心が動くのだと感じる。そして、心が動いたものは自然と頭にも心にも残る。

これは読書にも言えるのだけれど、ただ頭に入れるだけではなく、自分自身にインストールしている感覚。これは、映画館に行くからこそ味わえる感覚だ。

(もちろんテレビやパソコンでも没入感を得られるのなら問題ないと思う。ただ努力が必要。部屋の環境とかいろいろ。)

映画のタイパはむしろ良い

映画は「タイパが悪い」と聞くことがある。タイムパフォーマンスが悪い。効率が悪いということ。

でも、よく考えてほしい。

映画は、ほとんどが2〜3時間ほどだ。たったの2〜3時間で他人の人生を経験できると思ったら、むしろタイパは良いのではないだろうか。

しかも、映画館で観ると、その没入感により頭にも心にも残る。

普段の生活で、スマホ観ている時間、テレビを観ている時間、測ってみると2時間以上はあると思う。

特にショート動画を見始めたら止まらない。指が勝手に動き、次から次へと見続けてしまう。いや、ほんとに。

でも、そのショート動画の中で覚えている動画はいくつあるだろうか?

よく考えてみても、ほとんど思い出せない。

ついさっきまで見ていた動画もほとんど。

でも、映画館に観に行った映画は覚えていることが多い。例え、それが1回しか観ていないシーンでも。

それは、心が動き頭にも心にも残っているからだと思う。

学校で習ったことは、ほとんど忘れているのに、友達と話したことは覚えていることが多い。覚えようとしたわけではないのに。それと同じ。

心が動いたものは残る。

大事なのは、心が動く「没入感」。

映画館の良さに気が付いたおかげで、またひとつ人生が豊かになったと感じる。

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