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念願の熊野三山、まずは速玉大社へ

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社は熊野詣の目的地。どの神社も太古の自然崇拝から生まれたといわれているそうです。
友人からも、お勧めの熊野古道を聞いていたので、3時間歩くコースは計画に入れていました。
が…、昨日、ホテルに着いて靴を脱いだら足の指が痛くて歩くのが辛い…。いつも履いているスニーカーで歩いたのに、暑さのせいで足が伸びたのだろうか?
いえ、違います。いつもはこんな長時間歩くことがなかったので、痛くなる前に靴を脱いでいたんですね…。とほほ😥
このまま、この靴で歩くのは辛いので、朝イチでイオンで靴を購入することにしました。
イオンは9時から開店だったので、その前に、ガイドブックに載っていた『徐福公園』へ行ってみた。


徐福さん、聞いたことあるような…?
秦の始皇帝に仕えた方士で、日本や朝鮮など、各地に伝説をもっていて、
約2200年前、始皇帝の命により、不老不死の霊薬を求めて徐福が辿り着いたのはこの熊野の地であったと伝わっているそうです。


小さい公園なので、あっという間に見終わり、そろそろ新宮市内のイオンへ。
無事にサイズに余裕のあるスニーカーを買って、ようやく今日のメインである、熊野速玉大社へと向かいます。


観光場所8:熊野速玉大社

神倉神社のある神倉山に降臨した熊野の神々が、景行天皇の時代に現在地に初めて社を建て祀られたことから、新宮の地名の由来となっている。主祭神は力強く輝く御霊の象徴、速玉大神(別称いざなぎのみこと)と産霊の神・夫須美大神(別称いざなみのみこと)の夫婦神であることから、縁結びの神社としても知られている。

まっぷる、ガイドブックより


新しいスニーカーで、まずは速玉大社へ参拝に向かう。


深い緑に囲まれた鳥居


「熊野権現」とは、熊野の神々のことをいいます。


参道を歩くと、本殿の手前に
「八咫烏神社・手力男神社」があります。

八咫烏は三本足のカラス。熊野の神の使いで、太陽の化身と言われ、熊野のシンボルですね。

手力男命は人間の筋肉に宿る力を神格化した神さま。
マッチョを目指す方はぜひ!



「神宝館」
入り口の木の像は弁慶です。
明日泊まる「龍神村」在住のチェーンソーアートの第一人者、
城所啓二氏が制作したそうです。


神門には立派な注連縄


狛犬様♡


とろけ具合が可愛らしい


朱塗りの門も美しいですね。


拝殿
主祭神の速玉大神と夫須美大神が祀られている

速玉大神は薬師如来に、夫須美大神は千手観音に権現(仮の姿)されたそうです。

6世紀に伝来された仏教は日本国内に普及していく過程のなかで、次第に神道との融和をはかるようになり、また、神道の側でも仏教との融和をはかるようになりました。
 そうした流れのなかで、神の本体は仏であるという考え方が生まれました。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説といい、仏や菩薩がもともとの本体であり、人々を救うために仮に神の姿をとって現われたのだという考え方です。本体である仏や菩薩を本地といい、仮に神となって現われることを垂迹といいます。また、仮に現れた神のことを権現といいます。

mikumano.netより

熊野権現とは、そういうことなんですね。。

上三殿


八咫烏が描かれている布。
足が三本ありますよ!


ご神木の梛(なぎ)


樹齢約1000年の梛のご神木は、
旅の安全を願い、梛の葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされていたそうです。
梛の葉をかたどったお守りなどがあります



速玉大社の駐車場近くのお土産屋さんのそばにある青いポスト。


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