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黒曜石ジオツアーに行ってきました。

平成22年9月、国内最大級の黒曜石原産地を有する白滝地域を中心に、遠軽町全域が日本ジオパークに認定されました。このジオパークの中核は黒曜石であり、なかでも白滝赤石山には、黒曜石の原石が大きく顔を覗かせている露頭が多数点在しています。また、この白滝黒曜石は、貴重な地質事象として「日本の地質百選」にも選定されています。
八号沢露頭は、標高1,000mの地点に位置し、高さは約15mあります。
流紋岩質の部分が多く、叩くと金属音がする良質の黒曜石が露頭しています。

北海道森林管理局のサイトより

黒曜石はざっくり言うと、火山の噴火で作られたガラス。
黒くなるのは、磁鉄鉱という成分が含まれているからだそうです。
鉄分が酸化することで、茶色や赤く変化することもありますが、ここ白滝の黒曜石は見事な黒色です。


こんな素敵な黒曜石が、足元にたくさんある。

8月の北海道新聞の「縄文LOVE」という特集記事に遠軽の黒曜石ジオツアーのことが取り上げられていて、行きたい!とHPを検索したところ、8月はすでにツアーが終わっていて、9月以降は後日…ということでした。

ツアーの日程が出たところすぐに予約して、18日に参加することができました♪

当日、地元は割と激しい雨だったので、余裕をもって出掛ける。
車で約1時間40分。集合時間にゆとりをもって到着すると、空は晴れていました。

白滝ジオパーク交流センター


このバスに乗ったよ。

参加者は全部で13名。50代以上の人が多かった。(自分たちも含め)
地元の人、オホーツク管内、札幌から、そして本州からも1名の参加者がいました。

今回のツアーは、赤石山にいくつかある露頭の中で、「八号沢露頭」というところを見学に行くのがメイン。
国有林なので、普段は一般の人は行けない場所に行けるというツアーなのだ。ワクワクする~。

バスの中で、遠軽町や黒曜石に関するレクチャーがあって、寝ている場合ではない。一般道から林道に入ると、狭い登り道でカーブも多く、結構スリリング。鹿も何頭か見かけた。(熊もいるらしい)


黄色い柵の手前が、今年の大雨で道路が崩れてしまい、今は通行止めになっている。

この柵の向こうへ行けたら、赤石山の山頂へ行けるらしいのだが、道路が復旧するまでは行けないということでした。


地面近くにある看板
「八号露頭」隠しているのか?

バスから降りて、いよいよ八号沢露頭へ向かいます。
徒歩で数分ですが、その道にはすでに黒曜石がたくさん散らばっている。黒曜石を踏みしめて歩く感じです。



大き目の石もある。

ガラスなので、転ぶと怪我をするので慎重に歩くと、巨大な露頭が出現。

この露頭の向こうに回ると、黒曜石がそのままに残っています。


黒曜石、わかりますね!



すいません、ボケました!




長くなるので、今日はこの辺で😊
つづく…。







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