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Sonnet - The Verve (1998)

友達と一緒に
あの娘 (こ) の思い出が詰まった
赤い箱の中を見返してる
思い出はもう色褪せてるけど
愛はクスリのように
今でも血管に刺さってるみたい

そう 自分が望めば 愛は失われたりしない
こんな言葉 ソネットには程遠いけど

君には分からなくても
自然が与える第六感ていうのがあるんだよ
涙をためた目を見開いて
天を見上げてると 俺にはそれが分かる

そう 自分が望めば 愛は失われたりしない
こんな言葉 ソネットには程遠いけど

本体を失くした船よりも 早く沈みながら
あの場所で君に会える日を俺は今も夢見てる
俺のそばに君がいる日を

またいつもの調子で 俺はぶっ飛んでるけど
挨拶をしたくなって ふと立ち止まる
だって そろそろ君が知ってもいい頃だと思うから

もうそろそろ
遠くない未来に


*  Sonnet: 14行詩。ヨーロッパの抒情詩における一形式
** 解説するのは野暮だけど、歌詞の "Yes, there's love if you want it / Don't sound like no sonnet" で、"want it" と "sonnet" が脚韻を踏んでいる




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