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紙切り初めての一門全員集合の会

少し前になるが、9月22日に行われた紙切りさんの一門会。ひどい雨の日だったが、ほぼ満席。またこのような会を企画してくれるとおっしゃっていたので、次の会には行ってみようかなという方のために記録を残しておく。

写真左から、この会を企画した林家八楽さん、一門のトップ正楽さん、八楽さんのお父さんの二楽さん、正楽さんのお弟子さんの楽一さん。

トップバッターは八楽さんで、企画+高座+司会ということで、大奮闘されていた。ペラペラと話しながら切るスタイルで、時々笑わせたりしながらあっという間に終わってしまった。

次は楽一さん。飄々としていて、全身からおもしろオーラが出ている。楽一さんはあまり話さないスタイルだが、それでもまったく飽きさせない。

↑これ、とても面白いのでぜひ。

次に二楽さん。「また紙切りです。今日はずーっと紙切りですから」という一言で客席をわかし、その後もずっと笑わされっぱなし。どれもさすがの仕上がり。

トリは正楽さん。正楽さんは、OHPを使って紙切りの仕上がりを大きくして見せないスタイル 笑 機械は苦手だからとのこと。浅草フランス座は小さいので、目の悪い私でも十分に見えた。4人分の紙切りを見ても、まったく飽きず。大満足。正楽さん、浅草芸能大賞大賞受賞、おめでとうございます。


〆は全員が高座に上がり、トークコーナー&抽選会。紙を切ってもらった人にまた抽選も当たってしまったり、不慣れな感じはあったが、初めての試みなので、仕方がないだろう。全体的に客の反応もよく、盛り上がって大団円。

ご贔屓さんのような人たちが前方に座って、何やら小難しいのやらマニアックなのやらを切ってもらっていたけれど、注文の仕方がいかに難しいか。そんなのばかりを切ってもらっては、他の人がシラケてしまうし、かと言って、シンプルすぎてつまらないものでも良くない。
あれはこちらの教養が試されるな。私も今度は前の方に座って、何か切ってもらおう。

切ってもらったものは、きれいな用紙に入れていただけるのだが、ご祝儀を渡している人もいれば、渡さない人も。あれはいくらぐらい包んでいるのだろう。それにそもそも渡すべきなのかという問題もある。私なら切ってもらったら、後から受付かその辺にいるスタッフの方に「さっき切っていただいたので」と渡すかな。

#紙切り #林家正楽 #林家二楽 #林家楽一 #林家八楽 #浅草 #東洋館

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