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この件、深掘りしてみた。

呟く前から、これは相当な反応があるだろうなぁと思っていたけれど予想通り。僕が呟いて1時間もしない内に、5chにスレが立っていてそれがまとめサイトに載っていた。
この件を深掘りして1つの記事にしてみよう。

1.これに気付いたのは
それなりにレアケースだと思われる今回の事象。気付いたのは前日の夜。12月30日です。30日は、1月に行われるジェイエス繁殖牝馬セールのカタログが出来てそこに書かれている内容が分かる日。競りの名簿が出た当初はこれといった目玉は居なかったが(ギンザボナンザがいたが取り消した)後に追加上場が発表されて、シゲルピンクダイヤが上場されるとなった。まずそれをチェックしようかと思い、カタログを見たらこの記述。普通に驚くよね。そして、翌日の朝に送信されるようこのツイートを予約した。

2.問題点は?
まずこの件での問題点は、エピファネイアを種付けしたが、エピファネイアが射精しなかったこと。そして同日にモーリスが種付けしたこと。その為、出生前の現段階では父が不明となっている。
ただ、射精に至ったのはモーリスであり、エピファネイアは射精していないのだから、ほぼモーリスの産駒と言っていいだろう。もちろんのこと100%そうであると断言出来ないのだが。

これを見れば分かるが、種牡馬が1回に射精する精液の量にはバラつきがあるものの、1回の射精で20億ほどの精子量なら牝馬の受胎が見込める訳だ。よって、射精に至っていないエピファネイアの子を受胎していることは、ほぼ無いだろう。ただ、繰り返しになるが絶対に無いとは言いきれないので※が付いている訳だが。

3.そもそも隠せなかったのか?
あの注意書きを見た時に、これは競りに出さなきゃバレなかったのだろうなーとも思ったのですが、遅かれ早かれバレていたのではないかと僕は思います。その理由はコレです。

ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)における、シゲルピンクダイヤのページ

JAIRSは、以前だと登録者しか見ることの出来ないサイトでしたが今では誰でも見ることが出来るサイトになっています。そこで、同日にエピファネイア、そしてモーリスを種付けしているというのは公表されているんです。
その為、なんじゃこりゃ?と疑問に思う人はいると思う。そしてJAIRSの種付け情報まで見る人なんてのは相当マニアックな人でしょうから、エピファネイアを付けたけど何かがあってモーリスになっている。というのはどういうことだ?と話題になっても不思議じゃない。そして遅かれ早かれこの答えに辿り着くのではないだろうか?と僕は考えている。
その為、今回の件は故・森中会長の所有していた馬が繁殖セールに出されたからこそ、分かったことかもしれませんが、もし森中会長が存命だったとしても、この話は表に出てきたんじゃないかと思います。

どっちにせよ、シゲルピンクダイヤは確実に買い手が付くと思います。そして、DNA鑑定。
この件で引用RTした人の意見を見てたら出生前に診断しろ!と言ってる人がいましたが、そもそも今回の件(同日に別の馬が種付け)がレアケースなんだよなぁ…と思った次第です。
何はともあれ、無事に売れて産駒が育ってくれたらそれでいいと思ってます。馬に罪は無いですからね。

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