たちばな けい

北米でガツガツとエンジニアをしていたが、ある日自分はまさかの複雑性PTSDと気がつき人…

たちばな けい

北米でガツガツとエンジニアをしていたが、ある日自分はまさかの複雑性PTSDと気がつき人生が一変した。 もっと早くに知りたかったことや自分の治療に役立ったことなどをシェアしていこうとブログを書き始める。 回避型愛着スタイル。逃走、解離タイプ。

最近の記事

泳ぐのをやめたらしんでしまう(逃走反応)

闘争、逃走、フリーズ、迎合の4つの防衛反応のうち、迎合と並び一般的に問題とみなされにくいのがこの逃走反応です。 迎合反応は一応優しすぎて本人の損になっている、という見方になることも多いのですが、逃走反応は一見生産的であるため本人に害があるようには見えないことも多いです。 逃走とは言いますが、逃走タイプは最初から逃げているわけではなく、むしろ反対に問題に対して突っ走っていくような傾向すらあります。ただ努力の方向性が微妙にズレている。これは4つの防衛反応全てに言えることですが、

    • 有害な恥:Toxic Shame(複雑性PTSD)

      私が自分は複雑性PTSDなのではないか?と思い始めたきっかけは恥のフラッシュバックでした。 この時別件でのPTSDでも苦しんでいて、毎日のように悪夢にうなされたりなど体がとにかくSOSを出していたのですが、本人にはそれらがどこからきているのかさっぱりわからず。 なので複雑性PTSDの本を読んでいたら出てきた恥のフラッシュバックには藁にもすがる思いでしたね…。 この恥のフラッシュバックですが、一つ一つは結構割とどうでもいいことだったりもします。もちろんものすごく恥を感じてい

      • 複雑性PTSD治療日記(試した治療法)

        私は2023年末辺りに初めて複雑性PTSDと言うものを知り、2024年1月に複雑性PTSD専門の先生とお話しして、複雑性PTSDの治療を始めました。 結構沢山やってみたのですが、やっていて本当にびっくりすることやなんでこれ学校で教えてないん??義務教育で教えるべきでは?と思うことも多く、私のようによくわからない生きづらさに苦しんでいる人たちに届いてくれ…と言う気持ちでブログにしたためることにしました。 今までに私が試した治療法や読んだ本などをリストにし、随時更新していく予

        • 4つの防衛反応 #1 (複雑性PTSD)

          危険を察知した際に、人間は『闘争または逃走(flight or flight)』という状態になることを知っている方も多いとは思いますが、実は最近はその他にも防衛反応が2つあると言われています。 残りの二つが『フリーズ、迎合(Freeze, Fawn)』になります。 この4つをとてもわかりやすく言うと、例えば友人間や職場でトラブルがあった際にはそれぞれ こんな感じになります。 この防衛反応自体は誰しもが持っているもので、その時々の状況でどれが一番最適な反応になるのかも変

        泳ぐのをやめたらしんでしまう(逃走反応)

          恥のフラッシュバックとは (複雑性PTSD)

          皆様、恥のフラッシュバックってご存知でしょうか。 多分大多数の方は何それって感じだと思いますが、簡単に言うと というものです。 多分誰しも恥ずかしいことを思い出してウッてなってしまうことはあると思うのですが、私の場合は時期によってはこれが毎日のように複数回ありました。 嫌だな〜と思ってググってみたこともあったのですが、同じような方の質問を見つけても、返信がなかったり、あっても『そういう性格なんじゃないでしょうか』くらいのもので、もう仕方ないんだなと思って生きて来ました

          恥のフラッシュバックとは (複雑性PTSD)