カメラ

【物撮り講座2】機材編(デジタル一眼バージョン)

機材編・スマホバージョンはこちら↓

物件撮影用の機材について書く第2弾です。
今回はデジタル一眼について書きます。どちらかというとこのデジタル一眼の方がこの講座のメインコンテンツです。
というのも、スマホは高性能でお手軽で今や誰でも持っていますが、物件撮影においてはデジタル一眼の方が撮れる写真がキレイだからです。写真のクオリティが高くなればなるほどお客様に刺さるようになり、内覧の申込みが増えます。
その分、金銭的な部分も含めハードルも上がります。クオリティとコストを比べて選ぶと良いと思います。
個人的な意見を言わせていただくと、デジタル一眼は持っておいた方が楽しいです。物件写真を撮るだけの用途でなく、風景や人物もレンズを付け替えることでスマホでは撮れない写真を撮ることが出来ます。

デジタル一眼(あるいはミラーレス)

カメラ本体です。これがないと始まりません。レンズの付替えが出来るタイプを選ぶことになりますが、かなりたくさん各メーカーから発売されていて正直どれを選んで良いかわからないと思います。
そこでちゃんカジがおすすめするカメラはズバリ!

物撮りに適しているカメラ=バリアングル液晶が付いたカメラ

※バリアングル液晶とはこんなやつ

これに尽きます。
なぜか?
それはワタクシの撮影現場を見ていただけたら判ります。

※ちゃんカジはプロ仕様のEOSではなくEOS kissを使っています。それはこのバリアングル液晶がプロ仕様のカメラには装備されていない点、被写体の性質上連射機能が必要無い点、雨天での撮影はしないため防水機能が必要無い点が挙げられます。また納品に関してもウェブ掲載のため印刷用と違い解像度をそこまで要求されないのでエントリークラスで十分なのです。

カメラを三脚にセットして部屋の隅から撮影するのですが、この状態ではファンダーはおろか背面の液晶画面も満足に見ることが出来ません。
超広角レンズを使って撮っているのですが、それでも出来る限り隅から撮影をして部屋全体を構図に収めたいわけです。そうなるとカメラも隅ギリギリまで後退させる必要があり、そうしてしまうと撮影者の体を入れるスペースが無くなります。

このような状況でもバリアングル液晶付きのカメラだと・・・

このように構図を確認することが容易にできるようになります!
この機能、物撮り(屋内)では特に重要になりますので注意してください。

ミラーレスカメラでよく搭載されているチルト液晶ですが、『使えないこともないがかなり面倒』とさせていただきます。どうしてもミラーレスが使いたい場合は三軸チルト液晶のものを選んでください。三軸チルト液晶はバリアングル液晶とほぼ同じ使い勝手です。

※チルト液晶・三軸チルト液晶ってこんなやつ

この液晶の種類だけを押さえておけば、どのモデルを購入しても大丈夫です。自分の気に入ったデザインのものを選びましょう。

レンズ

デジタル一眼にしてもミラーレスにしてもレンズ交換式のカメラです。標準でついてくるズームレンズでは広角側が不足して部屋の一部分しか撮れないので超広角レンズを別途用意する必要があります。

各メーカーで超広角レンズがラインナップされていますからそれをチョイスしてください。一応の目安ですが広角端で35mm換算で16mmあると良いと思います。


ストロボ

あのピカッと光るやつです。カメラには内臓のストロボがありますが光量が絶対的に足りません。外付けのストロボを用意してください。

ストロボを選ぶときのポイントは、

・ガイドナンバー40以上のもの
・上下左右に首振り出来るもの

ガイドナンバーは光る明るさのことで数値が大きくなるほど明るくなります。通常の人の住む部屋なら40前後で大丈夫ですが、天井が高かったりすると光量が不足しますので心配なら大型のものを用意したほうがいいかも知れません。高くなるのと重くなるのがデメリットですが・・・。

首振りに関してはトイレなどの撮影時にカメラを縦に構えて撮ることがあります。その時にストロボが首振りでないと困ったことになります。

三脚

三脚は物撮りには必要です。手持ちだと素人っぽい仕上がりにしかなりません。ぜひ用意しましょう。

三脚もピンからキリまで売っていますが、安いもので十分です。理由は室内での使用がメインなので重い三脚でなくても良い(重い三脚は高いのです)からです。
3~4段で高さが120cm以上になるものを選んでください。

ちなみにワタクシはSLIK GX6400という安いものを使っています。一日に何軒も物件を回るので重いと辛いんです(笑)
壊れやすいですが安いので気にせずガンガン使えて良いです。

まとめ

・カメラ本体は液晶がバリアングルか三軸チルトがマスト!
 他は好みで選んで大丈夫だよ♪
・交換レンズはボディに合うもので超広角レンズを用意して!
・外部ストロボは必要。首振り出来てガイドナンバー40以上で!
・三脚がないと素人っぽくなっちゃうよ!安い奴でいいから用意しよう!

ちゃんカジおすすめ機材を載せておきます。迷ったら参考にしてください。

すぐに撮影に移りたい人は、プロっぽい仕上がりの物件写真が撮れる3つのポイントを書いたこちらの記事をどうぞ。


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