このままではダメだと
咀嚼を30回は必ずすると決めた

昨日、叔母に「あんた糖尿病になるよ」と言われた。
たしかに身内にいるので
遺伝説があるとするならば
なりうる可能性は十分にある。

私は食べ物が好きだ

食べることは健康で
不健康を招く事があるなんて
この私があるわけないと思っていた

でも思い返してみて？

1人で毎日3合のご飯を食べ
お菓子も我慢せず、食べ
運動はしない

確実に糖質オーバーなのだ

自分の体の糖の欲しさにはびっくりするし
その糖はどこへ、どこへいくのよ単純に。


多分このままだと本当に糖尿病になってしまう

不健康になって死ねるのならいいけど

足を切断して中途半端に生きていくのは嫌だ


きっとそうなると
死にたくても死ねなくなる

そう思うと、糖尿病にはなるまいと、
気付いたら咀嚼を30回していた。


お昼休み、桜を見に公園に行った。
遠くで見るとまだ満開。
近くに行くと緑が目立つ。

散りゆく一枚の桜を追いかけて
左手を伸ばす。
オロオロとした足取りで
逃すまいと
手も桜と同じようにひらひらと舞わせて

掴んだ

初めてかもしれない

咄嗟に出たお願いは
「彼氏できますように」とまあうっすぺらい
他に望むべきことあるのに
頭のいちばん手前の方にあった事を言った