見出し画像

Track.4【作品篇】Kindle出版企画ノート


ガチャ。
……ガランガラーン


おや、いらっしゃい。今日もきたね。


土曜の夜といえばキミだよ。
1週間の締めにふさわしいね。ハッハ。




ささ、座って座って。




今日は何を飲むんだい?

コットン






まぁ、遠慮せずに飲んでおくれ。










ねぇなにかない?仕事とかどうなのよ?
不景気真っ只中だけども。




なんかあったらさ、
愚痴っていいからね。

ここにはね。

僕とキミ以外、いないんだから。










……まぁいいさ。
キミはいつものキミでいい。
今日もゆっくりしていってよ。




なんかさ。
最近なんでもかんでも値上がりで嫌になっちゃうよね。


特に卵ね!
すっごい値上がりしてる。







ゆで卵とかさ、
卵かけご飯とか。
卵焼きとか。


いっつも4個ぐらい使うんだけど。
最近は3個に減らしたの。



庶民の味方が値上がりするってのは、
しんどいものがあるよねぇ。






ま、しょうがないんだけどさ。









ごめんね。

ピュアなおじさんの愚痴だから。
スルーしておくれ。







……今日も来てくれてありがとう。

キミはなんだか、
嬉しそうに話を聞いてくれるからさ。

今日も張り切って話しちゃうよ。






今日はね。
Kindle出版の新たな可能性を拓いた、
素敵な作品を紹介しよう。




今日のBGMはこれに決まり。

ほら、そこの赤いボタンをポチッと押しておくれ。
ボリュームは自分で調整していいからね。

気にならないぐらいの音量で流してくれると嬉しいよ。
もちろん邪魔なら、無理はしなくていいけどさ。



浅見陽輔さん、という作家


今日はね。
この作品のことをキミにお伝えしようと思うの。

【Kindle出版企画ノート】

作者はね、
浅見陽輔さんという方。

この店にも時々来てくれるの。
名刺もほら、これ。

https://twitter.com/you_def

有名人だからもちろん知ってるよね?
知らないとモグリって言われるレベルの作家さんだね。

筋肉(筋トレ)
投資
証券アナリスト
現役銀行員
Kindle作家

もうね。
ワクワクするしかない作家さん。
やりすぎだよこの人。
前世は位の高い僧侶かなんかだと思うよ、僕。

なに食べて育つとこんなふうになるんだろうね?
ハッハ。






でね。
もちろん知っていると思うけど、
浅見さんの作品はね、
どれもこれもぶっ飛んでる。


とにかくハイクオリティなんだよね。



ほらほら、これ。
みてよ。
とんでもない作品だよ?



でもね。みんなが知ってるやつは僕、
あんまり紹介したくないんだよね。ハッハ。

キミもさ。
もしかしたら読んだことがあるだろうし。


それならもうね。
時間の無駄かなって思うからさ。




僕はね。
そんな浅見さん作品の中でも、
とりわけ異彩を放っている一冊について。

キミに紹介したいと思うんだ。




Kindle出版企画ノート

さて。本題に入ろう。
今日僕が紹介するのは、この作品。



これ、浅見さんが置いてったチラシね。


【Kindle版】

【ペーパーバック版】

いやー、僕ね。
この作品を見たときにやられたーって思ったよね。



いや、普通にびっくりしたというほうが正しいかな。

こんな発想があったなんて……とね。


この作品はさ、
Kindle Unlimitedっていう読み放題で読めるんだけど、
ペーパーバックっていう紙の本でも買うことができる。



この作品が真価を発揮するのは、
ペーパーバックの方なんだよね。


ペーパーバックをノート化するという発想

そう。

この作品はね。
通常のKindle作品のように書かれたものじゃないんだよね。


驚くべきことに、








読むもの、というよりも、
書き込むもの、という前提で書かれた作品。






僕はこの発想にはね。
参っちゃったよ。


とんでもねぇな、って思ったよ。
マジ何者なのこの人?ってさ。




Kindleといえば、読むもの。
ペーパーバックといえば、紙の書籍。


こういうさ、
誰もが考える常識みたいなものを、
この作品はノートという形でね。
軽々とぶっ壊したのよね。

それがまず、
僕が惚れ込んだ第一印象。



おそるべきレイアウトの美しさ

そんでね。
僕はこの作品、
アイデアだけに驚いたんじゃない。


僕がこの作品でまずびっくりしたのはね、
レイアウトの美しさ。

これがびっくりするぐらい美しい。



この本を開くとね。
最初に、ノートの使い方が書かれているの。



さっきのチラシのね、
「サンプルを読む」ってところをじっくり見てほしい。


とりあえず黙って見てほしいのよ。
最初の数ページだけね。







まずこれでね。
大体の人が理解できると思う。



僕は鼻息が漏れたよ。「オウフ……」てなった。





普通にね。異次元。

文章のレイアウト
フォント
テキストの大きさ
余白のバランス



どこにも欠点がないと思ったよ。



なんだろうね。




いい作品ってさ。
それに触れた瞬間からさ、
思考を持っていかれるっていう
特性があると僕は思っているのね。


世界観に引きずり込まれる、みたいな。

有無を言わさない、
圧倒的な情報を人の心にぶち込んでくるみたいな。





これはデザインでも、
Kindle作品でも言えることなんだけど、
そういう感覚に陥る理由っていうのはさ。








誰かの感性にとって、
「最適解」であること。

がひとつの答えだと僕は思ってる。



疑いがない。
欠点がない。
落ち度がない。
無駄がない。
洗練されている。
理にかなっている。




それがこの作品にはある。
まぁ、浅見さんの作品はどれもそんなんだけどね。
努力と、その過程で培った嗅覚みたいなものがね。

きっと高い次元で備わっているんだろうね。




おそるべきフォーマット


そして次に、作品の大半を占める部分。
これもまた、美しい。


これはノートとしての作品だからさ、
書き込む内容とか、
ここにはこれを書くとか、
そういう仕切りが書かれている。



書き込むことを前提とした枠や言葉をね、
よく「フォーマット」とか「書式」っていうんだけど。







これもまた美しく作られてる。



いやね、僕もさ。
自慢なんだけど昔さ。
ちょっとだけ大きな会社に勤めてたことがあるの。ハッハ。


そこでさ。


膨大な量のフォーマットを自分で作ったり、
実際に目にしたり、
それに書き込んだりしてたんだけど。






フォーマットってね。
綺麗に書きやすく作るのって、
意外と難しいんだよ。







ぱっと見ね、ただの枠と線でさ。
そこに言葉をちょちょっと入れるだけ。

そんなん誰が作っても一緒じゃん?

とか思うかもしれないけどね。





シンプルだからこその難しさって、
実はあるんだよ。

お習字で一番難しい文字は、
漢数字の「一」って言われるのと一緒。


ただ目的を達成するために作られたフォーマットと、
利便性やデザインまで考慮して作られたフォーマットではね。


まったく話が違うんだよねぇ。







浅見さん自身がね、
このフォーマットをどれくらい考えられたのか、
レイアウトや線にどのくらい工夫をされたのか。
何かを参考にされたのか。





それは僕にはわからない。







ただ、最終的なアウトプットとして完成させたのは
浅見さんのセンスや努力であることは間違いない。



僕はそれにね。
率直にすんげえな、と思うしかないのよね。



飽きさせない工夫

おや、グラスが空いてるね。
次はなにを飲むんだい?
遠慮せずに注文しておくれ。





まぁ。
わかってると思うけど。

コットン



そしてね。
この作品にはね。

もう一つ大きな工夫がされているの。




ほら、ページの下のほう。
見てみてよ。


Kindle作家さんの言葉とかね、
著名な作家さんの名言が載ってる。



これもまた、
浅見さんなりの工夫というかさ。
気遣いなんだよねぇ。
飽きさせないためのね。ニクいよねぇ。






なんていうの?

美男、もしくは美女でさ、
すっごい気さくでさ。
連絡も超マメで、気遣いもできて、
ファッションにも詳しくて、
全然気取ってなくて、みたいな。

そういう人ってごく稀にいるじゃん?

嫉妬する気すら起きないよね。


それよ。この作品に対する僕のイメージって。
ここまでされるとね、ぐうの音も出ない。


キミ、リアルでこんな人に出逢ったらどうよ?
マジでビビるよね。ハッハ。









そういえば、
ちなみにここだけの話ね。

作品の中にあるKindle作家の言葉にね。
僕も寄稿させてもらってるんだよね。










キミにこの作品の話を伝えようと思ってさ。
僕、自分でなんて書いたかなぁって忘れてて。




読み返してみたのよ。















我ながらね。
結構イイこと書いてると思う。デへへ。自画自賛。





よかったらね。
そういうところも楽しみながら、
僕はこの作品に触れてみてほしいね。





もちろん他のKindle作家さんも、
イイこと書いてる。

著名な作家さんの言葉もね。

やっぱりモチベーションをもらえるというか。
力がこもってるのよね。
ましてや浅見さんのチョイスだからね。

作家として、目を通しておいて損はないよ。





創作という、可能性

Kindleに関わらず、
創作や芸術、生み出す行為っていうのはさ。





……僕はね。
等しく人生を変える力があると思ってる。







人間ってさ。
そういう生き物なんだよね。


人って必ずね、
誰かと関わって生きるじゃない?


その過程でさ。
誰かに自分の想いを伝えたい。
って思うタイミングは無限にある。

そんなときにさ、


自分の想いが伝われば嬉しいし、
伝わらなければ悲しいものだよね。



だからね。

自分の想いを伝えられたかどうか?

という一点にさ。
人は一喜一憂するわけだよ。
それがある意味では、
人生の大半を占めると言ってもいい。





この作品はね。

他者に自分の想いを伝える方法として、
Kindle作品の創造、というテーマを選び、
そしてそれを助けてくれる作品なんだ。

そっと背中を押してくれる。
力強く支えてくれる。


ましてや、Kindle出版はね。
メンタルにイイ影響が絶対にある。







僕はこういうね。
人生に良い影響をもたらすような作品がね。

大好きなんだよ。


よかったら、
キミもこの作品に触れてみるといい。


もちろんペーパーバックで書き込むのもいいし。
電子書籍で読むだけでもね。

たくさん学べることがあると思うよ。


【Kindle版】

【ペーパーバック版】



深夜0時の鐘が鳴る

さて。
今日はこんなところかな。
いつも長々と付き合わせちゃってごめんね。

いやはや、今日も熱く語っちゃったねぇ。
キミは退屈だったかい?大丈夫?


さて。今日も喉が乾いちゃったよ。
キミには悪いけど、僕も一杯だけ。




ゴットン





……え、なにこれ。
えぐい。えぐすぎる。金色の水田にたたずむユニコーンが見える。







ご馳走様ね。
今日の分はいつも通り、ツケにしておくから。




飲み過ぎには注意しなよ。
僕はもう帰るから、ゆっくり飲んでいっておくれ。



あとね、最後にもうひとつ。

これは良かったらのお願いなんだけどさ。


もし僕の話や、
今回の作品がほんの少しでも気に入ってくれたなら。
キミのお友達にも紹介してくれると、嬉しいな。





僕、断言するよ。
きっとね。
それはいつか、キミの為になる。







なぁんてね。冗談だよ。



じゃ僕は帰るね。


鍵はいつものところ。
戸締まりと、暖房を切るのは忘れないで。
音楽を止めるのも、忘れずに。




じゃあまた。

次はキミの話も聞かせておくれよ。







ガチャ。
……ガランガラーン









おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?