見出し画像

Track.10【作品篇】白明さん著 愚者:40歳からでも人生は変えられる


ガチャ。
……ガランガラーン


……




……





……





……いらっしゃーーーい!!!!!

忘れてた?ねぇ?
僕のことちょっと忘れてなかった?




そうだよねぇ。

ちょっと色々忙しくてさ。



ホラ僕もこれでもKindle作家とかね、
動画作ったりしてるクゥリエイトゥワーだから。


ちょっとヤバいくらい仕事に追われててさ!
別に売れっ子じゃないのにね!ハッハ!!









……ふう。
これはこれでありがたい限りなんだけども。


なかなかお店が開けられなくてごめんよ。




たまにはこうやってちゃんと開けるからさ。
許しておくれよ。




……あとね。
ちょっとだけ。
この夏に。









けっこうヤバめの企画の段取りしてるからさ。
その辺も楽しみにしててくれると嬉しいよ。

やっちゃうかもよ。もしかしたら。
サインなら今のうちだからね?ね?






まぁいいや。

パーっと飲むかい?
今日は久々だから好きなの選びなよ?

ホイ。

ではでは。ゴホン。
気を取り直して。

























今日も来てくれてありがとう。

キミはなんだか、
嬉しそうに話を聞いてくれるからさ。

今夜も張り切って話しちゃうよ。






今日はね。
僕のだーいすきな作家さんの作品だ。
もうね。
久々に心を揺さぶってくれた作品をキミにお伝えしよう。




今日のBGMはこれに決まり。

ほら、そこの赤いボタンをポチッと押しておくれ。
ボリュームは自分で調整していいからね。

気にならないぐらいの音量で流してくれると嬉しいよ。
もちろん邪魔なら、無理はしなくていいけどさ。




白明さん、という作家

今回キミに紹介する作品の作家さんはね、
白明さんという方。


はいこれ、白明さんの名刺ね。

https://twitter.com/tanizakigenmyo

白明さんはね。
僕がこのお店を始めた頃からの常連さん。
そしてこの店の広報担当部長(笑)

いつもワイワイ騒いでくれてね。
嬉しい限りだよ。

きっと君も知っているだろう。


実は最初はね、
ちょっとだけやばい人かなって思ったんだよね(笑)

ほら、こういうお店ってさ。
お客さんを選べるわけじゃないでしょ?

言っちゃ悪いけどヤカラの溜まり場になっちゃったらさ、
どうしようもできないじゃない?

そういう感じの人かなって思ってたんだけども。



もうね。




僕なんかがこんなこと言っちゃいけないけどさ、
めっちゃ面白い人。



なんかすごい資格持ってるし。
経歴もすごいし。
頭もいいし努力も怠らない。
給料なんて僕の5倍ぐらい貰ってるんじゃないかな。
そんで素敵なご家族もいらっしゃる。


とにかくすごい方なんだよ。






でもね。




それでいてね、めっちゃ腰低いの。ハッハ。
もう半端ない。






僕に白明さんのような経歴があったらね、
たぶん誰彼構わずマウント取り散らかしてね、
とんでもない奴になってると思うよ。



でも、白明さんはそれをしないの。
実力を考えれば、
もっともっと、そういうところをアピールをしていいはずなのに。



他者を尊重する気持ちがものすごく強い方だ。


だからね、僕は尊敬するしかないと思ってるよ。

これは、Kindleとかどうとか関係なくね。

あらゆる道に通ずる「在り方の規範」
と表現していいと思う。
マジでこの姿勢は見習うべき。うん。










……本人には恥ずかしくて言わないけど。
ここだけの秘密だからね。ハッハ。




さて、そんな白明さんが書かれた作品。

人生経験なんて言葉で簡単にはまとめられない、
面白い読み物だと僕は思うよ。
もしキミがまだ読んでないなら、
ぜひともこの作品に触れてみてほしい。







この作品の見どころ!

さて。

今日キミに紹介する、

愚者:40歳からでも人生は変えられる

なんだけどさ。

この作品が持つ3つの魅力をね、
まずキミにお伝えしよう。


それは、


①タロットカードの構成
②リアルに描かれた変化の過程
③1人の男と家族のドラマ

これに尽きるね。



もちろん魅力のいっぱい詰まった作品なのだけど。
僕なりに抜粋するとこんな感じ。





あとはキミの目でね。
よかったら隅々まで味わってみてほしい。


見どころ①タロットカードの構成


まずこの作品は、
タロットカードに見立てた構成でできている。

これはねぇ、
僕すっごくいいなって思った。


目次を見るとね、
ずらっと章とか節のタイトルが並ぶじゃない?

ここがね、全部タロットカードなの。


タロットカードっていうのはさ、
僕はそこまで詳しくないけど、
要は何かを暗示するものじゃない?


だからね。



こう、かき立てられるっていうかね。
ワクワクしちゃったよ。



で、それぞれの扉絵みたいなのもあってさ。
タロットカードの意味が描かれている。


すごくリアルな本文の内容と、
どこかミステリアスなタロットの雰囲気。

ここが作品としてまとまっているっていうのかなぁ。

それがまずね。
僕はいいなって思ったポイントだね。


見どころ②リアルに描かれた変化の過程


作品というものは、その形態に関わらず、
変化を見せるためのものである。

というような考え方があってね。

この作品はまさに、
そんな変化の過程をずっばーん!と描いたものなんだよね。

変化していくのは、
作者である白明さんの考え方や、周りの目線、環境。

だから、コンセプトの時点でこの作品はすごくわかりやすい。

わかりやすいということは、
とっかかりやすいというか、
親しみやすいと言えるのかなと僕は思うね。


それでね。
表紙はすごくトリッキーなの。

https://twitter.com/yomiai_Designs

ひなた猫々さんが制作された表紙ね。


このリアルさとトリッキーさがまたね、
ものすごく調和してるなぁって思うんだよねぇ。


なんだろうなぁ。




ここがね。またね。
僕は刺さったのよ。


マリアージュって表現が正しいのか、
技ありって表現が正しいのか。

その辺はわからないけど。



文章はまっすぐリアルだからこその、
味わい深さみたいなのがあるなぁって思う。


お二人のアンバランスさがすごくいい形でね、
作品に投影されているんじゃないかな。


見どころ③1人の男と家族のドラマ

そして最後。
この作品にはね、

白明さんと、
そのご家族のドラマが描かれている。


特に、最後のエピソードは熱かったなぁ。


白明さんの挑戦。
ご家族とのやりとり。

そのすべてがね、
僕には輝いて見えたよ。





でね。
決して、派手な書き方をしているわけじゃないんだ。

白明さんの文章力なら、ぶっちゃけね。
もっといろんな書き方ができるはず。







だけどここには、
余計なものがほとんどないなぁ、って思ったんだよね。



白明さんがした、とある挑戦。
それは僕も少し興味があってね。ちょっとだけ知ってるんだけども。


僕が知り得る「狭き門」の中でも、
ピカイチの狭き門への挑戦だ。


ひとりでは立ち向かうことすら困難なものなんだ。


それを、
ものすごくサラッと。







ご家族のサポートもありながら、
白明さんは挑戦された。







きっとこの作品に描いていないご苦労も、
山ほどあっただろうに。


それをね。
もちろん細かく描かれている部分もあるんだけど。


本当に、当たり前の日常のごとく描かれている気がしてさ。
ご家族の言葉なんかも大きいのかな。


僕はこのあたりがとっても好きだったな。






なんかね。
かっこいいなって思っちゃった。








……白明さんはこの作品の中で、
ご自身を愚者だと、何度も何度も表現している。





もちろん、自分で自分をどう評価するかなんて、
その人の勝手でね。

他人である僕がどうこう言ったってしょうがないんだけど。











僕はこんなにすごい人を、他に知らない。







……そんなふうに思うよ。





白明さんが何度も使われている「愚」という言葉はね、
愚直という言葉の「愚」でもある。




過去は過去。
今は今。


己を愚者と評し、
あらゆるものを愚直に知ろうとし、
他者を尊重し、好奇心を決して失わず。

進化し続ける男の生き様を。







僕はひとりでも多くの人に知ってもらいたいな、とね。
率直に思うんだよ。







諦めなければ道は開けるとね。
この作品は希望を、人の心に植え付ける。

そんな希望を必要とする人はきっと、
少なくないと思うんだ。








……だから僕は、この作品をオススメするんだよ。


深夜0時の鐘が鳴る

さて。
今日はこんなところかな。


熱い作品はね、
僕も熱くなっちゃうよ。



僕はクールで冷静沈着、
寡黙でスーパーダンディな人間だからさ。

そんな感じじゃないんだけどねぇ。ハッハ!





あぁ、喉が渇いたねえ。
それじゃ僕もこの辺で一杯。
ゴットン



ア……アァ……ア……










はっ!!!!!

気を失ってたよ!あっぶなーい!
高いウイスキーって何?
誰がこんなものを生み出したのさ!困っちゃうなぁもう!












ほらほらキミも、
遠慮しないでいいんだよ。
飲んで飲んで。
コットン




さて。
もう遅いから、僕は帰るよ。



ゆっくり飲んでいっておくれ。



あとね、最後にもうひとつ。

いつものお願いなんだけどさ。


もし僕の話や、
今回の作品がほんの少しでも気に入ってくれたなら。
キミのお友達にも紹介してくれると、嬉しいな。





僕、断言するよ。
きっとね。
それはいつか、キミの為になる。







なぁんてね。冗談だよ。





じゃ僕は帰るね。


鍵はいつものところ。
戸締まりと、エアコンを切るのは忘れないで。

音楽を止めるのも、忘れずに。




じゃあまた。

次はキミの話も聞かせておくれよ。







ガチャ。
……ガランガラーン









おしまい。


おまけ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?