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スマホ依存に隠れた「誤解」

今朝のBGM


今日は穏やかな朝。
少しだけ真面目そうなテーマで書く、頭の準備体操。








さて、ここで一つ、
土曜の爽やかな朝にカミングアウトをしようと思う。








あのね。
僕は割と、スマホ依存だったりする。





時々、
本当にどうしようもないくらいに手放せなくて、
何時間もアホみたいに無駄にする。


こういうのやだなぁ、と常々思っていた次第だ。



だから先日、知ろうと思って。
なんでスマホに依存するのかをね。


どれだけ、依存対策アプリを入れようと。
アプリをアンインストールしようと。
タイムロッキングコンテナ(設定した時間は絶対開かない箱みたいなやつ)を使っても。


全部ダメ。
もう本気で、根本から対策せねばと思い立ったのだ。





で。
まず、なぜスマホに依存するのか、から考えてみた。


僕の場合、
別にハマっているアプリがあるとか、
そういうことじゃない。



確かにスマホのあらゆるコンテンツには、
人を惹きつける罠が仕掛けてあって、
(スマホ依存対策、画面をグレースケールにするとよくわかる)
これはもう、本当に優秀と言わざるを得ない。

僕はずっとiPhoneを使っているが、
もうね。ほんとやばい。
シリコンバレーが送り出した狂気の塊がスマホだと思っている。

スマホそのものが一つの、
「人の心を動かす広告装置」みたいなもんだ。






確かにそれはそうなんだけど。
僕は思った。感覚的に。

それだけじゃない、と。









で、いろいろと掘り下げてみたら。
現実逃避のための道具、みたいに見えてきた。

アプリが面白いから依存する、
スマホがすごいから依存する、じゃない。

自分のメンタル的に、
従順なド⚪︎えもんみたいなやつが手元にあるから、
スマホに触っている、というイメージだ。





金がねぇ……とか。
誰かに怒られてムカつく……とか。
なんかモヤモヤが止まらんな……とか。



そんな日常の、馬鹿げた現実から目を背けるために、
僕はスマホに手を伸ばすのだ。
「えーん、助けてー、⚪︎ラえもーん」という具合に。






つまり。
もう根本からストレスフルで、
そこに、
現実逃避ができるものがあれば、
見てしまうやん?って話だ。





砂漠を彷徨っていて、
喉がカラッカラになって、
そんでオアシスを見つけちゃった日には、
そりゃがぶ飲みしますよ。



そんな感じが、
僕にとってのスマホ依存というやつで。
じゃあそれをどうしようかと考えた。




僕は別に、スマホ自体は悪者じゃないと思っている。
今や勉強するのはもっぱらスマホの動画講義だし。
英語学習のアプリケーションとかなんとか。
なくてはならないものと言って差し支えない。

特に厄介なのは、YouTubeだ。
勉強や情報収集に使うのと同時に、
どうでもいい動画も見てしまう。


かといって、
現在のストレスフルな生活から簡単に抜け出せるかと言ったら、
それも無理。



さて。どうしようか。ポイントをざっくりまとめると、こんな感じ

  • 別に勉強などであれば触ってもいい

  • 不要なアプリを消しても、またDLしてしまう

  • 必要な場合は使う

  • 衝動で時間を無駄にしなければいい






そう考えて、対策として見出したのが、
iPhoneの「オートメーション」という機能だ。



これはいつだったか忘れたが、
iPhoneに颯爽と登場した、自動化アプリケーション。


どんなことができるかというと、
ライトユーザーには申し分ないくらい、
大体のことができる。

  • 位置情報を取得して、会社から出るときに家族にメッセージを送る

  • 特定の時間になったら特定のアプリを起動する

  • 特定の時間になったら、任意のテキストを表示する

  • 特定のアプリを開いたら、任意のテキストを表示する

  • 特定のアプリを開いたら、⚪︎秒後にホーム画面に戻る

などなど、自由に設定できる。
ここに書いたのはほんの一部中の一部で、
使い方は無限大だ。
ポテンシャルはアプリ界随一と言っていい。




そんで。
僕が設定したのは、
以下の二つ。


①ゲームなどの不要なアプリ
→開いた瞬間に、強制的にKindleのアプリを立ち上げる

②YouTubeやブラウザなど、情報収集と娯楽が一緒のアプリ
→タイマーで1分ごとに「情報収集か現実逃避か」を尋ねてくる
→現実逃避と答えるとKindleアプリを立ち上げる



これだ。




数日使ってわかったが、
ぶっちゃけ僕の場合、目的は現実逃避なので、
ゲームだろうがなんだろうが関係ない。

ただ目の前のことから目を背けることができればいいので、
Kindleが開いたらアホみたいな顔でKindleを読む。
ここに一切の抵抗はないのだ。



先の砂漠の例で言えば、
オアシスの水をがぶ飲みしているような状態なのだから。
そのタイミングでこれ軟水?硬水?とか気にするようなやつはいない。


遊ぶくらいなら、
Kindleを読む方が比較にならないほど有益だ。
ということで、
悪いものを完全に消し去るのではなく、
良いものへの誘導経路に変えた、ということ。


ということで、
最近は結構いい感じになってきているよって話。

はい。


今日はちょっと長く書いてしまったけど。



そんな感じ。



スマホ依存に悩んでいる人は、
試してみてね⭐️

ストイックに遠ざけるだけでは、
解決しないこともある。

別の側面から見ることで、
なんらかの「誤解」に気づくことが
人生ではちょいちょいある。






大切なのは、
考え続けることと、目を逸らさないことだ。







よしなに。
TACK

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